向井宏のかなりピンボケ日記

I Wanna Be Your Man/ビートルズ

ジャンピングジャックフラッシュで始まった(毎度の事ながら)最後のローリングストーンズのコンサートに、仕事を抜け出して行っちゃいました。

これくらいの自由があってもいいじゃん!って、言い訳しながら
あくまで、サボって、抜け出して、スタッフに気を使いながら東京ドームに行きました。

僕が、ストーンズを聴きだしたのは、遥か昔の高校一年の時でした。
当時、ベストセラーになってしまった村上春樹さんの「ノルウェイの森」を読んでみたりして、
作中で出てくるビートルズに興味が出て(ノルウェイの森もビートルズの曲名です)
貸しレコード屋に、ビートルズのを借りにいったりしてました。
だけど、一通り聴いてみて、何か、よく分からなかった。
当時の僕にとって、ビートルズって、手の届かない美人の同級生の感じがして、
青い春を迎えたばかりの僕には、ちょっと荷が重い感じでした。

僕は、自分にふさわしい恋を探していたし、童貞だったから、もっと生々しい音楽を欲していました。

んで、ガソリンスタンドのバイト先の同僚のM子ちゃんにそんな話をしたら彼女は、
偶然ロック好きで、ローリングストーンズを聴いてみたらって、教えてくれました。

それが、僕のストーンズとの出会いです。

初めて聴いてみた時は、なんかよく分からなかったけど、
何度も聴いてるうちに、奏でる音のディティールが鮮明に感じる事が出来、
ストーンズも凄いけど、それを感じられる僕もスゲーーーって、なって、
ソッコウで、M子ちゃんに電話してその感動を「あのね、あのね」口調で話しました。
M子ちゃんは、でしょ!って笑っていました。

僕は、恋に落ちました。

それから週末が来るごとに、M子ちゃんと公園で会って、
来年の春、初来日するストーンズの話ばかりしました。

僕らは、ストーンズが日本にやってくるのを心待ちにしていました。

だけど、その年の冬は寒波だったからM子ちゃんは雪女になってしまって、
春と同時に、彼女は溶けて消えちゃいました。

↑そんなことを2014年3月6日東京ドームで思い出した。
ミックジャガーが、無情の世界を歌ってる時に思い出したんだ。

今年の冬も寒波だったんだから、20年以上前の事、ふと思い出してくれてたら嬉しいです。


ちゃんちゃん。