しのP日記

サイコ

今日はヒッチコック監督の「サイコ」についての話をします。 お風呂場のシーンで女性が殺されるシーンはBGMと共にかなり有名です。

この映画で印象に残ったのは、主人公が次々と入れ替わるところです。

最初は会社のお金を横領し逃げる若い女性、その若い女性がモーテルに泊まり モーテルの主人に殺される。その後に主人公がモーテルの主人に変わり、主人の狂気について触れる。 その後、女性を探していた探偵に変わり、探偵も殺されてしまい、女性の婚約者と姉妹に移ります。

そのため、観ていると展開が早く感じるのですがその展開の早さがさらに恐怖を生み出してく感じがしました。

さらに怖いのが主人の演技! 女性が殺される前、主人の管理室で女性と主人が夕食を食べながら世間話を始めます。 主人はお母さんの話になると顔の表情を変え、身を前に乗り出し女性に問い詰めるような話し方になります。 それまでは好青年のような雰囲気が一気に変わり、殺人者のような顔になります。

この映画は白黒で、怖さを煽るようなBGMも殺されるシーンのみ。グロい容姿で怖さを表現することもなく 演出で怖さを表現しているところはかなり見応えがありました。

カメラワークや、壁に開いている穴の大きさの違い。 人が怖がりそうな演出をそこらかしこに散りばめられていて、ヒッチコックさんの演出への執着心が 見て取れる映画だと思います。

余談になりますが、サイコは制作された当初はひどく評判が悪く、公開されないだろうと懸念していましたが ヒッチコックの奥さんのアイディアで再編集され、あの有名なBGMが足され公開し大ヒットになったそうです。


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