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日本人映画作品

基本情報>
世界の中心で、愛をさけぶ(せかいのちゅうしんで、あいをさけぶ)
2004年(平成16年)5月8日に公開された日本映画。
監督は行定勲。原作は片山恭一の同名小説である。切ない恋を描いたラブストーリーであり、原作は300万部を超える大ベストセラーとして有名。本作も興行収入85億円、観客動員数620万人を記録し、この年の実写映画No.1になるなど大ヒットを記録。平井堅の歌う主題歌『瞳をとじて』もミリオンセールスを記録、漫画化、舞台化、テレビドラマ化もされ、“セカチュー”現象は文字通り社会現象となった。原作小説では基本的には高校時代の描写によって話が構成されるが、映画版では大人になった主人公が故郷を旅しながら、過去と現在を行き来するストーリーに改変されている。

あらすじ>
朔太郎(大沢たかお)の婚約者・律子(柴咲コウ)は、大型の台風が日本に接近してくる中、引っ越し準備の荷物の中から一本のカセットテープを発見する。ウォークマンを買い求め、そのテープを再生する律子。雑踏の中、彼女は泣き崩れ、そのまま朔太郎の前から姿を消した。台風のニュース映像の中に写る律子を見た朔太郎は、彼女の行き先が自分の生まれ故郷の高松だと知り、急いで彼女を追いかける。だが彼は、故郷が近付いてくるにつれて、フィアンセの律子の無事を案じながらも、やがて高校時代の初恋の人・亜紀(長澤まさみ)との想い出に心を巡らせていく。高松で朔太郎と亜紀は淡く楽しい日々を過ごしていたのだが、彼女はやがて白血病で倒れ、そして余命幾許もないもない状態になってしまうのだった。何もしてあげられない朔太郎は、せめてもの思いで、彼女を連れて憧れの地オーストラリアへの旅を決行しようとするのだが、台風のせいで飛行機は飛ばず、空港で倒れた亜紀はそのまま還らぬ人となるのだった。自分以外は誰もが知らないであろうそんな想い出。だが、そんな二人と“カセットテープ”に、実はかつての律子が大きく関わっていたのだった。

エピソード>
律子役で出演した柴咲コウは原作の大ファンであり、雑誌ダ・ヴィンチに投稿した書評のコメント「泣きながら一気に読みました。私もこれからこんな恋愛をしてみたいなって思いました」が小説の帯に採用され、爆発的なヒットになる要因となった。

ロケの行われた高知県高松市の庵治町(あじちょう)は、現在も“純愛の聖地”“ “縁結びの地”として観光スポットになっている。

キーワード用語集

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