
□ EDIUS Pro 6.5の素材の長さを調整する方法
EDIUS Pro 6.5のタイムライン上に並んだ各素材の長さを調整する方法を説明していきます。映像の場合は、撮影時に調整が可能ですが画像はEDIUS Pro 6.5内でしか表示の長さは調整出来ません。表示時間の調整が出来るようになれば動画のクウォリティーをより高めることが出来ます。
① 調整をしたい素材を選択します
タイムライン上に並んでいる長さを変更したい素材を選択してください。長さ調整を行いたい素材がタイムラインに並んでいない場合は、タイムラインに追加をしましょう。【EDIUS Pro 6.5のタイムラインに素材を並べる方法】を参考にしてください。
② 素材の表示時間を長くする
素材を選択し、伸ばしたい方向にドラッグをします。上の画像では、右側に素材を伸ばしています。
選択した素材を引き伸ばしました。その下に表示されている数字は「どれくらい表示時間が伸びたのか」を表しています。音声データと表示を合わせるなど細かい調整をする際はこういった具体的な数値を見ながら調整をしてみてください。ここでは、右側に引き伸ばすことによって表示時間を伸ばしていますが、左側に引き伸ばすことも可能です。手順は同じなので試してみてください。
③ 素材が隣接している場合
画像のように素材が隣接している場合は、引き伸ばす方向によっては隣接する素材に影響が出ます。試しに左側の素材を引き伸ばしてみます。
左の素材データ(引き伸ばしたデータ)の分だけ、右側の素材データが縮みました。移動させようとしている素材データが優先的に長さを確保される仕組みになっています。次は右側の素材を引き伸ばしてみましょう。
先程とは違い、左の素材データが縮んでいます。このように、長さ調整をしているデータが優先されることを覚えておいてください。また、ここでは長さを伸ばすことを中心に説明をしていますが短くすることも同じ操作で可能です。実際に、素材データを調整しながら試してみてください。
当然ですが、元の長さ以上に表示時間を伸ばすことは出来ません。例えば1分の映像は1分以上に引き伸ばすことは出来ません。音声データも同じです。画像以外は抜粋や短縮が編集の基本となります。次はEDIUS Pro 6.5の「素材のサイズ変更」について説明をしていきます。