動画編集ソフトの歴史

動画編集ソフトの歴史

□ 身近になった動画編集ソフト

今ではパソコンが一家に一台ではなく、一人に一台となりました。ここ十年前後におけるパソコンの機能の向上は驚くほどで、昔のSF作品のようなテクノロジーが実際に誕生するようにまでなりました。

また、ありとあらゆる場所にパソコン・コンピューターが導入され、今や私たちの生活は、パソコン無しでは考えられなくなっています。もちろん、パソコンに依存することで、様々な弊害やトラブルも起きるようになったわけですが、そうしたデメリットよりもメリットの方が大きいのではないでしょうか。だからこそ、パソコンはここまで発展し、全世界、それこそ老若男女、国籍も関係なく普及してきたと言えます。

もちろん動画編集ソフトも例外ではありません。パソコンの機能向上に伴って、非常に高機能で、しかも多くの機能を備えるようになっています。同じくして、撮影機材におけるパソコンとの連動性や、撮影機材そのものの機能向上が進み、例え撮影・映像の素人であったとしても、一昔前では考えられないほど極めて質の高い動画作品を制作できるようになったのえす。これは一重に、需要があり、そして供給があったからに他なりません。

その象徴となるのが、動画系SNSと呼ばれるものです。近年では、かつては一部の人間の趣味であった動画製作というものが、YouTubeやニコニコ動画などといった動画系SNSの登場・普及によって、ごく当たり前のものになりました。それに伴い、一般のユーザーでも高品質な動画制作を求めるようになり、動画編集ソフトへ要求も高まり、それに応える形でソフトウェアも発展していったわけです。

こうした背景を経て、今、動画編集ソフトは、パソコンのソフトウェアの中でも、特に注目を集めてています。また、さらに近年急速に普及してきたスマートフォンについても同様え、誰でも携帯電話で映像の撮影を手軽に行うことができ、無料・有料問わず、様々なスマートフォン用動画編集ソフトが続々リリースされています。もう、動画制作は、部屋の中に籠ってコツコツやるものではなく、外に出てサッと作り、パッと配信するというものに変化していったわけです。

ここでは、「動画編集ソフトの歴史」と題して、動画編集ソフトの成り立ちについて順を追って説明をしていきたいと思います。

□ 動画編集ソフトとは?

まずは基本的なことですが、「動画編集ソフト」とは一体どんなものなのか?ということを説明していきたいと思います。

アドビシステムズの「Adobe Premiere シリーズ」、アップル社の「Final Cut Pro シリーズ」といったソフトウェアの名前は、一度は聞いたことがあるかもしれません。Windowsのパソコンを使用している方は、自分のパソコンに「Windows ムービーメーカー」があらかじめインストールされているはずです。これらのソフトウェアがいわゆる「動画編集ソフト」と呼ばれているものです。

ビデオカメラやデジタルカメラなどによって撮影された動画や写真を、備え付けられた機能を用いて編集することによって、最終的に映像作品を作り出すためのソフトウェアが、動画編集ソフトです。上記のカメラで撮影されたデータをパソコンへ取り込み、パソコンへインストールされた動画編集ソフトで編集を行い、映像作品のデータとします。

カメラが付いているモバイルパソコンやスマートフォンでは、データの取り込みを行わなくとも、撮影した映像を、直接機体で編集することも可能です。さらに、ニコニコ動画やYoutubeなどへの配信・投稿も、スマートフォンであればダイレクトに行うことができ、撮影から編集、そして配信までを1台で完結させることも可能なのです。

もちろん、スマートフォンのカメラ性能は限界がありますから、本格的な映像作品を制作したいと考えるのであれば、それぞれ独立した高性能のカメラやパソコンなどを揃えるべきですが、この点については、動画編集ソフトにもアマチュア向けとプロ向けがあって使い分けをするように、制作する映像の用途や目的に応じて使い分けるべきだと言えるでしょう。

という事で、各動画ソフトに関しては【アマチュア向けソフト】、【プロ向けソフト】の部分で詳しく説明を行なっていますので、そちらを参照して頂ければと思います。

ここからは、動画編集ソフトの歴史、その成り立ちについて本格的に説明をしていきたいと思います。

なるべく難しい言葉は使わずに「大きな歴史の流れ」を説明するように努めていきますので、どうかよろしくお付き合いのほどお願い致します。

映像の誕生
フィルムの時代
テープの時代
デジタルデータの時代
誰でも動画を発信できる時代

動画編集ソフトの歴史