映像制作用語か行

キーワード用語集

ここでは映像制作で使われる言葉の「く」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。

□ クロマキー合成(Chroma key)
キーイングの一種で、2つの映像を合成するという、昔から存在する基本合成方法のことを指します。クロマキーのクロマとは、色素信号の呼び名のことです。ある特定の色だけを透明にして(これをキーアウトと言います)他の画像に合成するわけです。主にグリーンバックとブルーバックがあり、その状況に応じて使い分けますが、特に欧米人は目が青いことから、目をキーアウトしないよう、グリーンバックを使用すると言われています。最近ではノンリニア編集ソフトにも簡易ながらクロマキー合成を行える機能が行える製品も存在します。また、クロマキー合成に特化したソフトやプラグインも作られ、実際に利用されています。
キーヤー(関連語)

□ 串刺しショット
被写体で、ある人物の背後に柱などが縦軸に重なっているショットのことを指します。心理的に「はりつけ」などのイメージがつきまとうため、あまり望ましくないショットだと言われています。さらに、縦長の対象物(人物)に同じく縦長のもの(柱)が重なるというのは、手前の人物の印象が薄くなってしまい、奥行き感のない絵になってしまう、という、画的な意味においても望ましくないとされています。こういったショットというものは、企画構成の段階で充分な検討されていれば防ぐことができますが、充分な検討がなされないまま撮影が行われたり、現場の判断や技術が未熟であった場合に生まれることがしばしばあります。後の編集段階で取り返すことは難しいため、撮影においては充分なチェックを行う必要があると考えられます。

□ 首切りショット
被写体である人物の首付近の背後に、横軸のものが映っているショットのことを指します。心理的に「さらし首」「首切り」のイメージがつきまとうため、あまり望ましくないショットだと言われています。さらに、人物の顔のアップを撮る場合において、画面下に首をもってくるという構図も、同じように首切りのイメージがあるため、望ましくないショットだとされています。そのため、人物のアップショットを撮る場合、必ず肩のラインを多少入れ込みにしたサイズを作るというのがセオリーになっています。最近では、あまりこういったショットを考えなしに用いるケースも散見されていますが、例え一瞬であったとしても、やはりイメージ面と構成面の両方で望ましいとは言えません。「たかが一瞬」と軽んじることなく、撮影にあたってはしっかりと構成検討を行うべきと言えます。

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