映像制作用語あ行

キーワード用語集

ここでは映像制作で使われる言葉の「お」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。

□ オーサリング(authoring)
一般的には、文字や画像、音声、動画などのマルチメディア要素を組み合わせて、ひとつのコンテンツ作品へと一般化することを指します。そのために、動画編集だけ、プログラム作成だけではオーサリングとは呼びません。オーサリングは、異なる種類の素材データを組み合わせ、配置や出現順、利用者の操作に対する反応などを設定していく編集作業を意味していますが、(従来は必須であった)プログラミング言語やマークアップ言語などによるコードの記述といったものを極力排除し、マウス操作などといった直感的な方法で作業を進めるという意味も含まれています。なお、そういった作業に対応した専用のソフトウェアが数多く市販されており、これらは「オーサリングソフト」「オーサリングツール」などと呼ばれる。また、多くのツールは上級者が複雑な設定を行うことができるよう、補助的にプログラミングができる機能が設置されていることもあります。

□ オープンセット
映画撮影所構内の屋外に作られた、町並み・街路などの装置、または野外装置のことを指します。たとえば、日光江戸村や太秦映画村など、野外に設置されたセットなどが挙げられます。

□ 屋内ロケ
一般的にロケは「野外での撮影」を指しますが、屋内ロケは屋内での撮影を指します。また、撮影設備の整っていない屋内を限定して「屋内ロケ」と呼ぶのが一般的です。この意味での屋内ロケのメリットは、その場にある施設や建物などを用いることで低コストの撮影ができる点が挙げられますが、逆に、その現場に行かなければ分からないため、予想がつかないトラブルが発生する可能性もあるというデメリットもあります。そのため、多くの場合ロケハンなどで下見・事前調査を行いますが、納期などが短い場合、ロケハンを省き、屋内ロケを敢行することもあります。

□ オフライン編集
テープ編集時代には、マスターテープを傷つけないようにコピーしたテープで仮編集が行われていました。こういった一連の行為をオフライン編集といいます。デジタル編集の場合はすぐにデータの修正が出来る状態をオフラインといいます。つまり仮編集であり、本編集であるオンライン編集の前に、素材からタイムコードデータを表示させてコピーしたものを使用して仮に編集することを指します。この作業の後、EDLを書き出し、オンライン編集を行うわけです。

□ 音楽素材
映像作品に使用されるBGMや楽曲のことを音楽素材と言います。日本国内において一般商業の音楽は、著作権など非常に権利関係が厳しいため、使用をする際には充分な注意が必要になります。これを避けるための手っ取り早い方法のひとつとしては、オリジナルの楽曲を制作するということが挙げられますが、これはコストも時間もかかり、納期・予算といったものを圧迫する可能性があります。どちらがコストがかからないかという点は、制作するオリジナル音楽のクオリティなどにもよりますので一概には言えませんので、都度、検討や見積もりなどが必要となるでしょう。ちなみに著作権は約50年以上経過しているものであれば影響しないため、クラシック音楽などがBGMとして用いられるケースが多いのですが、近年では、ドラマCDなどで著作権フリーの楽曲として市販されるケースもたまに見受けられます。これは、著作権者である作者が、広く自分の楽曲を用いてほしいという想いなどから著作権放棄を宣言している楽曲です。ただ、そういった著作権フリーの楽曲でも、使用にあたっての条件・制限というものがある場合もあるため、事前に注意が必要なのは言うまでもありません。

□ オンリー
撮影時に、画だけではなく単独で音だけを収録する作業をいいます。街の雑踏など場の雰囲気だけでなく、俳優のセリフだけを改めて収録する場合があります。

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