臼井

いつぐらいですかね。前の前の事務所の頃ですね。

中田

そうですね。前の前の事務所ですね。

臼井

僕が就活に苦戦していて、映像をやりたかったけど見つからずにいたところに、映像制作会社あるよ、面接してもらえばってことで。 母の友人のお知り合いに紹介していただいてボーダーレスに来ました。

中田

先に入ったのは僕ですけど、たいして変わんないって言ったら変わらないです。

臼井

僕が5カ月ぐらい後に入ってきたっていう感じですかね。

臼井

同期です（笑）

中田

ほぼほぼ同期です（笑）

臼井

中田さんが僕の1個上です。

中田

1個だけ上です。まあそれだけにね、たまにね、いろいろぶつかったりもしましたけど。

臼井

しました（笑）

中田

お互いの情熱がぶつかり合うっていうことはありますよね（笑）

臼井

（笑）

臼井

今はあまりないですね。中田さんがディレクションで、僕が撮影って。中田さんに撮影したものを渡して、編集してもらうってパターンが多いです。 こんな流れで撮ってるんで、好きなようにやってくださいよって。そのへんは信頼してますから。編集はピカイチなんで。

中田

編集は。

臼井

編集は（笑）

中田

編集していて、もっとこう撮ってきてほしいなっていうことは言いますね。

臼井

言ってください。前、3カメで行った撮影があって、だいたい同じアングルで撮ってしまったやつがあったんです。それはさすがに言われましたね（笑）

中田

カメラが3つ4つあって、みんなが同じ被写体をずーっと撮ってるんです。 面白いことする人と、それを見て笑う人のリアクションがあったとして、みんな面白い動きのあるほうへずーっと寄っていくんで、全部同じ映像。

臼井

それはさすがに怒りますよね。それでも面白い編集をしてくれました。

中田

ほとんどそうでしょう。

臼井

ほとんど。

中田

でも最近新卒の子も入ってきたからそうでもないかも。

臼井

今はちょうど中間ぐらいの立ち位置になってきているかもしれません。

中田

そうですね。

中田

やりづらいですね。

中田

臼井くんは生き生きしてるね。

臼井

そうですね。頑張ろうとは思ってます。

中田

人が多いとやる気出る？

臼井

人が多いというか、城倉さんや藤原さんが入ってきたので、負けないようにしたいと思ってます。

臼井

中田さんがボーダーレスで一番編集が上手いと思うんですけども。 それをどう後輩達に落とし込んでいくんですか？

中田

今の流れで行くと（笑）前の対談でも同じことを言ったんだけど、意味のないことはするなっていう話はずっとみんなにしてる。 なんとなくカッコいいのをやるのは、全部説明できるようになってからじゃない？っていう話はしてる。

臼井

僕も毎回言うのは、中田さんのプロジェクトデータを見ろと。 編集の技がすごい詰まってました。 全体を通したら多分ごちゃごちゃしてるかもしれないですけど、パーツパーツやカットのつなぎだったりっていうのはすごい参考にしました。実際に使う時もありますし。

中田

撮影でみんなに教えることってあるの？

臼井

準備までは教えることができます。機材はこれだとか。最近は僕がディレクションして、カメラマンは別にいてってかたちが多いですね。 毎回思いますけど、撮影は基本が大事なんで、撮影する前まで。 準備だったり、カメラのセッティングだったり、三脚の使い方だったり、照明の立て方だとか。

中田

撮る時に気をつけることって何？

臼井

撮るべきものをしっかり捉えるっていうことですかね。インタビューだったら、被写体が、人物がいて、周りの写り込みや鉢植えの木いらないとか。 太陽の日差しが入ったのを気にしてしまって、最終的に撮るべきものや人に集中できないことはよくあることなんです。

中田

いいんですかここで？笑

臼井

ありがとうございました（笑）