ボーダーレスのキーパーソン2人が語る「好きなモノの話」

代表取締役

向井 宏

執行役員/プロデューサー

城倉 裕紀

  •  向井 宏

    代表取締役

    向井 宏

    映像専門学校在学中に重病で倒れ、一時休学するも奇跡的に復帰。その後は映像作りに没頭し、卒業後はフリーの映像制作者として活躍する。29歳の時にマレーシアへ渡り、約5年間映像を作りながら生計を立てる。2007年に帰国し、ボーダーレスを設立。

  • 城倉 裕紀

    執行役員/プロデューサー

    城倉 裕紀

    大学の映像学科を卒業後、ボーダーレスへ入社。アシスタントからスタートし、ディレクター、プロデューサー、営業、マネージャーと様々なポジションを経験してきたオールラウンダー。現在は執行役員を務める傍ら、現役プレイヤーとして第一線で活躍中。

ボーダーレスのキーパーソン2人が語る「好きなモノの話」

好きな映画について教えてください。

向井

城って何の映画が1番好きなの?

城倉

『ジュラシック・パーク』です。

向井

それはなんで?

城倉

映画を見て1番最初に感動したのがジュラシック・パークだったんです。
CG表現が当時にしてはすごく画期的だったのと、ちょうど感性が育まれる年代の時に見たので、ダイレクトに影響を受けたようなところがありますね。

向井

そうなんだ。
城とかならなんかこう、もっとマニアックな作品名が出てきそうだけどね。
『惑星ソラリス』が好きで…とか言いそう。

城倉

ロシア映画も好きでしたよ。
学生時代の教授がロシア映画を研究している方だったので。

向井

難しいよね、ロシア映画。

城倉

内容を理解して楽しむというよりは、色々な国の監督が表現する色の違いを楽しんでいたようなところがあります。
ヨーロッパ映画とも全然違うし、アジアやインドなんかもそれぞれ違いがあって。

向井

カネフスキーの『動くな、死ね、甦れ!』は見た?
あれもラスト、すごいよな。

城倉

面白かったですよね、タイトルも良いし。
僕らの若い頃って、なかなかああいう作品を見ることが難しかったじゃないですか。
テレビと映画館くらいしか映像に触れ合う機会がなくて。向井さんは何の映画が1番好きでしたか?

向井

僕は『ポセイドン・アドベンチャー』かな。
リメイクじゃなくて昔のやつ。感動したというより、子供の頃に1番好きだった映画。

城倉

脱出劇ですか?

向井

そうそう。あと好きなのは、テレビドラマシリーズの『北の国から』。
脚本の中で子供たちの成長を描いているし、あの2人も実際に成長しているからさ。
そういう部分が見られるのは良いよね。
うちは父子家庭だったから家に1人でいることが多くて、子供の頃は図書館でテレビドラマのシナリオを借りてずっと見てたんだよ。
80年代ドラマって、山田太一さんとか倉本聰さんとか面白いものが多くて。
それで、シナリオっていいなって思ったんだ。

城倉

じゃあ、最初は映画が特別好きという感じではなかったんですね。

向井

うん、もともと映画にこだわりがあったわけではなかった。
音楽とか映画を作りたいっていうよりは、あの世界観の中にいたいっていう気持ちが強かったんだよね。

好きな音楽について教えてください。

城倉

向井さんの頃はどんな音楽が流行ってたんですか?

向井

ユニコーンとかブルーハーツとか。バンドブームだったから。
あとは井上陽水、吉田拓郎とかかなぁ。僕の頃は「日本語でロックができるのか?」っていうのが議題になっていたくらい、西洋文化への憧れみたいなものが強かった。

城倉

いわゆる「ロックンロール」ですね。

向井

高度経済成長期だから時代も良かったと思うよ。
大人たちも「金じゃなくて心だ」みたいなロックな風潮で。
城の時代は、もっと冷めてる感じでしょ?

城倉

そうですね、全くそんな雰囲気はなかったです。
なので、僕はそこに対する憧れがめちゃくちゃ強いんですよ。
1960年代、70年代とかの、日本が盛り上がっていて色んなものが許容されている時代。

向井

1回ロサンゼルスとか行ってみたら?
感動するよ。

城倉

そうなんですか?

向井

あの辺はまだそういう文化が残ってて、ライブハウスがあったり、ロックな人達がその辺をウロウロしてたりするんだよ。
日本の60年代ってこんな感じだったなって思う。
城は演奏者だったけど、自分はどんな音楽を聞いてたの?

城倉

クラシックをやってたので、やっぱりクラシックやジャズが多かったです。

向井

なんでクラシックが好きになったの?

城倉

クラリネットをやりたいところからはじまったので最初は吹奏楽から入って、クラシックが好きになった感じですね。

向井

なんでクラリネットが良かったの?

城倉

1番、見た目が良かったからです(笑)

向井

見た目(笑)

城倉

金管楽器や木管楽器の中でも1番かっこいいと思ったんですよね。

向井

でも金管楽器の方が華があるんでしょ?

城倉

確かに目立ちたい人たちはそっちにいってました。

向井

性格が表れてるね(笑)

城倉

そうですね(笑)けっこう、楽器によって違うんですよ。
ボーダーレスにも何人か経験者がいますけど、やっぱり演奏者の性格にあった楽器を選んでる感じで。

向井

いいね。
僕も何か楽器をやってればよかったなって思う。
ジャズはやらなかったの?

城倉

ジャズは大学の時に。
でも、クラシックは譜面通りきれいに吹ければOKなんですけど、ジャズはコードに合わせて即興で楽譜を作りながらアドリブで演奏するっていう作業だったので難しかったですね。
めちゃくちゃかっこいいんですけど…

向井

かっこいいよなぁ、ピアノの即興演奏する人とか。
僕なんかは長渕剛の歌に出てくるみたいな生活だったけどね。
最近自分の中でまた再認識していて、日本で1番すごいミュージシャンは長渕なんじゃないかと思ってる。
なんていうか、どの時代でも逃げてないんだよ。常にマジなの。

城倉

時代によって全然違う感じの音楽ですしね。
ボブ・ディランみたいな。

向井

ボブ・ディランもまだ現役でやってるもんな。
60年代で1番偉大なミュージシャンっていう人もいて、ビートルズも影響を受けたっていうし。
あとは、ローリングストーンズも良い。

城倉

ローリングストーンズの魅力はどんなところですか?

向井

ギターが2台あって、絡み合って音楽を作ってるところかな。
グルーブってこういうことなんだって思う。
あと同じことをずっとやってくれる安心感とか。
ライブのセットリストなんてここ30年ほぼ変わってないから。
僕なんかも高校生の頃から聞いてる音楽は変わらないしね。

城倉

けっこうみんなそうですよね。

向井

この間、佐野元春のライブに行ったら周りみんな良い歳したおじさんたちだったよ(笑)
僕、映像やってる人はみんな佐野元春を聞くべきだっていう持論を持ってるんだけど、彼は歌詞が映像的なんだ。
城はライブやコンサートは行くの?

城倉

めったに行かないです。
ロックフェスとかよりも、アンビエントミュージックやノイズミュージックみたいなものを聞きに行きたいですね。

向井

そういうライブもあるの?

城倉

ありますよ。
ノイズ音が「ピー・ガガ―」とか流れてて、みんなシーンと聞いてるんですけど(笑)

向井

え、それはどう楽しむもの?(笑)

城倉

普通に音楽を聞いてるのと一緒ですよ。
今ってヒップホップとかも打ち込みで作られたりすると思うので、自分で音楽を作り出していくっていう意味では似ているところがあるかもしれません。

今の映画や映像業界について思うことはありますか?

向井

映画は、クラシックみたいな存在になるのかな。
新しい作品が注目されるというよりは、過去の素晴らしい作品が再評価されていく感じ。
もうあんまりみんな映画館へ足を運ばなくなったし。

城倉

フォーマットとしては残ると思いますけど、「劇場で2時間座って見る」という体験は少なくなると思います。
そういう形に当てはめなくても、いくらでも見られるようになってしまいましたし。

向井

自分も行かなくなっちゃったしね。
『ドライブ・マイ・カー』とか見に行かなきゃなぁとは思ってたんだけど。

城倉

めちゃくちゃ良かったですよ、演劇論が詰めこまれてて。
長いんですけど、3時間一切飽きないという。
絶対観客に媚びを売らない感じで、すごい尖ってて…久しぶりに映画で感動しました。

向井

やっぱり出てくるんだね、天才って。
僕も映画制作を続ける道も良かったな、って思うことがあるよ。

城倉

今って誰でも動画が撮れる時代になりましたけど、映画は作りやすくなったんですかね?

向井

どうなんだろう。
逆に作らなくなったんじゃない。

城倉

スマホで当たり前に動画が撮れるようになってから、逆に熱が下がってしまった感はありますよね。
向井さんや僕くらいだと、個人でフィルムカメラを回して映画を撮ったり、ビデオカメラが出てきたりで映画熱が高かった時代だと思うんですけど。

向井

映画を作ることにロマンを感じなくなったんじゃないかな。
日本っていいプロデューサーが少ないよね。

城倉

どんどん海外に出て行ってしまってますよね。
アニメくらいじゃないですか、日本で盛り上がってるのは。

向井

そうだね。
日本ってゼロイチのモノ作りに対して儲からない構造になってるよね。
誰が悪いとかではないんだけど。
だからこそ才能がある人たちが残りにくくなってしまう。

城倉

難しいですよね。
日本のクリエイティブってピクサーとかと比較しても決して引けを取らないのに。。

向井

まぁでも、ボーダーレスは変わらず映像談義みたいなものができる場所になるといいよね。
城なんかもジュラシック・パークが好きとは言ってるけど、さんざん色々な映像を見てきての「好き」だから、他の人の「好き」とはフェーズが違うだろうし。

城倉

同じものを見ていても、みんなと違う見方をしているなぁとは思います。
ジュラシック・パークはCGだけじゃなくて、ストーリー、美術、色彩、音響なども含めて素晴らしいんですよ。

向井

僕らは色々なものを見て表現の仕方や表現者の思いを受け継いできてるからさ、それをまた次の世代に繋げられたらいいよね。

ボーダーレス

お二人とも、ありがとうございました!

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