佐藤 諒

助け合い、高めあう、チームワークを実感する日々

取締役 / クリエイティブマネージャー

佐藤 諒Ryo Sato

大学在学中に心理学を学び、卒業後は介護職へ就く。

2017年にボーダーレスへ入社し、プロダクションマネージャー、ディレクター、クリエイティブチームリーダーを経て、2024年3月に取締役に就任。

現在はクリエイティブマネージャーと取締役を兼任で務める。

得意分野 戦国時代
趣味 映画鑑賞・ゲーム・読書
座右の銘 『弱いものほど相手を許すことができない。許すということは強さの証だ。(ガンジー)』
好きなスポーツ サッカー(TV観戦)
好きな食べ物 ハンバーグ
自分の長所 自分でやると決めたことは最後までやり通す
好きな映画 グラン・トリノ/ファイト・クラブ

異業種から映像の世界へ

昔から本を読むことや映画を見ることが好きでした。でも勉強が嫌いで、学校も遅刻ばかりしているような子でした。ただ、周りの人にはとても恵まれていました。先生たちに優しく接してもらううちに、自分からも人の心に触れたいと思うようになり、大学で心理学を学ぶために勉強をして進学しました。

 

在学中は4年間心理学を学び、卒業後は介護職に就きました。そんな自分がなぜ今映像制作者になっているかというと、理由はいくつかあるのですが、1つのきっかけになったのはある本を読んだことです。

 

当時読んでいた本に書いてあったのが「数十年後の世界ではあらゆる仕事がAIに置き換わっている」といった内容でした。「いつAIに自分の仕事を取られるかわからない時代に、人間はどう生きるべきか?」という問いに対して、著者が出したのは「自分の好きなこと、やりたいことに向き合うべきだ」という答えでした。「好き」や「やりたい」という感情こそ人間の特権だから、それをすべきなのだ、と。

 

それを読んで「あぁ、その通りだな」と思ったんです。介護の仕事も好きですし、楽しく働いていたのですが、頭の片隅にはずっと映像のことがあったから。いつか映像や表現に関わる仕事をしたいと、ずっと考えていました。

 

全く違う業種からの転職なので、周りからは反対や心配もされました。でも、どうせやるなら好きなことに向き合いたいと決意し、転職をしたのが24歳のときです。

 

このとき映像制作の世界へ飛び込んだことは、今の僕につながる大切なターニングポイントだと思っています。

信頼できるチーム

プロダクションマネージャーとしてボーダーレスへ入社し、3年目からはディレクター職を

並行して行うようになりました。その後、クリエイティブチームのリーダーを経験し、2022年にクリエイティブマネージャーになり、現在は取締役とクリエイティブマネージャーを兼任しています。

 

現場から一歩離れて見ている立場だからこそ感じるのは、ボーダーレスはとても良いチームだということ。クリエイティブチームには今2名のリーダーがいて、連携しながらマネジメント業務のサポートを行ってくれているのですが、自ら動いてくれることが多くて助けられています。こちらから細かい指示を出さなくても、チームにとって良いと思ったことを自分から提案して改善や実行をしてくれるので、とても信頼しています。

 

チームで仕事をすることに対しては、個々のポジションに関係なくみんなが高い意識を持っていると感じます。例えば誰かが体調不良でお休みになっても、代わりに誰がどの仕事を担当し、どうリスケジュールするかなどすぐに再編成して報告してくれるので、そのスピード感に驚かされることがあります。コロナ禍で体調不良者が続出し、クリエイティブが半壊状態になっていた時期などは特に助けられました。

 

指示待ちにならず、みんなが自主的に助け合いながら仕事に向き合う姿勢は、他にはないボーダーレスの個性です。

大切な原点

映像制作をするうえで大切にしているのは、誰に何を届けるのか。ありきたりな答えかもしれませんが、お客さまの求めるものをきちんと形にできているかどうかは、常に大事にしていることです。

 

あとは、日々色々な人に助けられているという感謝の気持ちは忘れないようにしています。1人でできることにはどうしても限界があると思うので、チームとして映像に携われていることが自分にとってはありがたいです。

 

僕自身異業種から参入したからこそより強く感じるのかもしれませんが、多くのスタッフが関わって、協力してくれているおかげで、ようやく1本の映像を作ることができているという意識は失ってはいけないと思っています。

 

ディレクターやプロデューサー、プロダクションマネージャーやCGデザイナーはもちろん、カメラマンさんや衣装さん、ヘアメイクさん、照明さんなど、たくさんのプロがそれぞれの技術や想いを形にしながら映像を作っています。もちろんそこにはお客さまの想いも含まれます。

 

みんなで協力することによって自分では思いつかないようなアイデアが生まれたり、1人ではたどり着けないようなクオリティの映像ができあがったときは、ボーダーレスというチームの大きなパワーを感じる瞬間です。

佐藤 諒の対談

  • 共に経験を積んだ、ディレクターコンビ

    取締役 / クリエイティブマネージャー

    佐藤 諒

    ディレクター

    山本 温貴

    共に経験を積んだ、ディレクターコンビ

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