クリエイター “らしくない” のも長所
グラフィックチーム
CGデザイナー
細谷 颯佑Sosuke Hosoya
大学生の頃に映像制作の楽しさに目覚め、卒業後は撮影機材関連の企業に就職。映像制作者になりたいという思いで一念発起し、2年間映像の専門学校で学ぶ。
2021年にCGデザイナーとしてボーダーレスへ入社し、現在はクリエイティブチームリーダーの補佐役をしながら現場を支えている。
得意分野 | 特になし(広く浅く) |
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趣味 | ゲーム・お風呂 |
座右の銘 | 『人は誰もが天才だ。しかし、木を登る能力で魚を評価すれば、その魚は一生、自分はばかだと思い込んで生きることになる。』 |
好きなスポーツ | サッカー・バスケ・バレーボール |
好きな食べ物 | 生姜のドライフルーツ |
自分の長所 | いいひと |
好きな映画 | スパイダーマン:スパイダーバース |
「作る側」に立ちたい
動画が好きになったきっかけは、中学生の頃に見はじめたニコニコ動画です。落語をモチーフにしたアニメーション動画をアップされている方がいて、ストーリーが面白くてのめり込んでしまいました。
なんとなく自分も作ってみたいなと思いはじめたところ、大学で放送研究会の存在を知り、入部しました。演者やディレクター、音響担当などがいるなか、僕は映像担当になりました。最新の機材などはなく、昔ながらのテープで撮影するような環境でしたが、撮影から編集まで一通り経験しました。好きなMVや映画のシーンを切り取ったパロディを制作したり、コメディ風のオリジナルドラマを制作したりして、楽しく活動していました。
大学卒業後は、テレビ中継などで使われるカメラの架台を組み立てる企業に入社。撮影現場ではいつも、活き活きと働くカメラマンの方々が目の前にいました。そんな姿を見ているうちに、「自分も作る側に立って、やりたいことをしたいな」と思うようになったんです。
それからは約2年勤めた会社を辞め、映像について2年間専門学校で学んだ後、ボーダーレスへ入社しました。
自分に合ったやり方で
入社から3年が経ち、CGデザイナーとして仕事にも慣れはじめた頃、クリエイティブマネージャーである佐藤さんの補佐役を任されるようになりました。社内PCのトラブル処理など、制作以外の業務も増えました。
そのタイミングで担当したある案件は、自分を顧みるきっかけとして記憶に残っています。企業VP制作のご依頼だったのですが、ご要望をもとに探したリファレンス(参考動画)とは違ったものになってしまったんです。
チーフCGデザイナーのムツさんからチェックバックを受けたとき、初めてそのことに気づかされました。自分としてはもちろん手を抜いたことはなく、他の業務のために制作の時間を削った覚えもありません。ずっと画面を見ながら作業をしていたはずなのに、ムツさんに言われるまで指摘された内容に気づくことができなかったんです。
悔しい一方で、出来事を教訓として受け止めることができるようになったのは成長だとも感じました。それまでは目の前の仕事をこなしていくことに必死で、内省するような余裕は持てていなかったからです。
同じようなミスをしないため、今はワークフローを自分なりに工夫しています。複数の案件や業務を抱えているときは、あえて一点集中せず、頭を切り替えながら同時並行的に進行します。そうすることでメリハリがつくし、一旦置いてから画面を見直すと課題にも気がつきやすくなります。
自分の場合は没頭して作業をするより、マルチタスクなやり方の方がパフォーマンスが良くなるとわかりました。
足りないポジションを補える存在に
今後携わってみたいのは、MVやアニメーションなどのジャンルです。目標は「画に空気感を出す」こと。以前案件でコンポジット(※)の作業を担当したので、さらに場数を踏んで技術を強化していきたいです。
映像制作者として、自分は突出した「得意」がないタイプだと思います。ただその分、どんなジャンルにも対応できて、足りない部分を補えるプレイヤーとして、活躍の場は狭くないとも思っています。
クリエイターに多い、昼も夜も忘れて没頭する一点特化型タイプに憧れはありますが、ないものねだりをしても仕方ありません。自分は自分のやり方で、オールラウンドなCGデザイナーとして必要とされる存在になっていきます。
※編集ソフトを用いて3DCG、2Dの作画、実写映像など複数の素材を合成し、1つの映像として仕上げる工程のこと
細谷 颯佑の対談
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