動画制作ソフトの使い方動画編集ソフトの歴史 Part 4

デジタルデータの時代 目次
  1. デジタルデータの時代
  2. デジタルデータの編集

1デジタルデータの時代

コンピューターが爆発的に普及した現代は、まさしくデジタルデータの時代と言えるでしょう。家庭にはパソコンが必ず1台以上あり、さらには多くの人が自分専用のパソコンを持っている時代になりました。デジタルデータの歴史は、パソコンの発展と共に行われてきたと考えられます。

デジタルデータは映像へあまりにも多くの恩恵をもたらしており、それは一種の革命と呼んでも差し支えないほどのものでした。「フィルム・テープよりもコストが安い」「保存・管理が容易である」など、挙げれば切りがありません。そのため現在では、映画やTVなどのように、かつてはアナログ技術を専門的に扱っていた場所も、デジタルへ移行が進んでいます。

このように映像へ革命的な恩恵をもたらしたデジタルデータですが、リスクやデメリットがないわけではありません。例えば「データに実体がない」という致命的なリスクは、デジタルデータを用いる際、避けて通れない道のひとつです。

アナログであれば、テープ・フィルムという実体があるわけですが、デジタルデータにおけるメディアなどはあくまでも媒体であって実体ではありません。確かにデジタルデータの普及で様々な恩恵を受けることができるようになりましたが、それと同時に、常にデータが消滅するリスクとどのように向き合うかを考える必要性が出てきたわけです。

これは、どんなに技術が発展しても"完全"というものは存在しない、ということを意味しているのではないでしょうか。もちろん完全を目指すことは意義のあることですが、人が作るものである以上、100%ノーリスク・ノーデメリットの完全なものは存在しえないと言えます。だからこそ、データを扱う私たちがそのメリット・デメリットやベネフィット・リスクといったものを充分に理解する必要があるのではないでしょうか。

ひょっとすると、アナログからデジタルにデータが移行した後、デジタルの次の新たなデータ分野が将来発明されるかもしれません。しかし、それも100%安全ではない筈です。だとすれば「完全ではない」ことを前提にデータを扱うことがいかに大切なことか、ご理解頂けると思います。

2デジタルデータの編集

デジタルデータの編集は、旧来のフィルムやテープのように専門の機械を使用するのとは違い、専門のソフトウェアを使用することによって行われています。【アマチュア向けソフト】、【プロ向けソフト】でも詳しく紹介をしていますが、専用の「動画編集ソフト」によってフィルムやテープで行われていたものと同様の作業を行うわけです。

過去のアナログ技術とデジタル技術の大きな違いは「編集の敷居の低さ」だと考えられるでしょう。技術的な良し悪しに関しては大きな変化こそありませんが、デジタルデータはバックアップがあれば何度編集をミスしても、元のデータの品質を気にする必要がないのです。これは簡単に言うと、誰でも手軽に編集の練習ができるということを意味しています。

また、旧来のアナログデータの編集で用いる専門的な機材は、非常に高額でしたが、現代における動画編集ソフトは、個人が購入できる価格になってきています。こういった環境などからも「データの編集」は、非常に敷居の低いものになっていると言っても良いでしょう。

敷居の低さは、市場の拡大を呼びます。事実、個人で映像編集を行う人は、ここ10年程度を見ても、爆発的に増えています。その背景には、やはりコンピューターとインターネットの普及にあるわけですが、それに加えて近年見られる「コンテンツの充実」もこの拡大に寄与していると言えます。

ちなみに、ここで言うコンテンツとは、インターネット上などで提供される"アウトプットの場"を指しています。かつてインターネットは情報収集、つまりインプットの場でしたが、Youtubeやニコニコ動画などのコンテンツが充実したことにより、アウトプットの場というものが格段に増えました。そのため、情報をアウトプット、すなわち公開するためのデータ編集技術への需要が高まり、動画編集ソフトなどの普及にもつながっていったのだ考えられます。

他の動画制作ソフトの使い方

  • After Effects CS6

    映像のデジタル合成やアニメーションなどを行うことが出来るソフトになっており、この分野では代表的なソフトになっています。

    ソフトの使い方を見る

  • EDIUS Neo 3

    ここでは「アマチュア向け」として紹介をしていますが、その機能性は非常に高く家庭用としては最高峰と呼び声が高い製品です。

    ソフトの使い方を見る

  • EDIUS Pro 6.5

    「EDIUS Proシリーズ」は文字通りプロフェッショナル用に製作された動画編集ソフトとなっています。

    ソフトの使い方を見る

  • Premiere Elements 11

    ここでは「Premiere Elements 11」をアマチュア向けソフト、「Premiere Pro CS6」をプロ向けソフトとして紹介しています。

    ソフトの使い方を見る

  • Premiere Pro CS6

    ここでは「Premiere Pro CS6」をプロ向けソフト、「Premiere Elements 11」をアマチュア向けソフトとして紹介しています。

    ソフトの使い方を見る

  • Windows Live ムービーメーカー

    マイクロソフト社が開発した動画編集ソフトであり、Windowsのパソコンであれば基本的にデフォルトで入っているソフトとなっています。

    ソフトの使い方を見る

映像・動画制作をご検討のお客さま

映像・動画制作の目的は、お客さまによって違います。
お客さま一人一人の目的やお悩みに対して的確で柔軟なご対応ができるのは、
完全内製化体制で実績を積んできたボーダーレスならでは。

映像・動画に関するご相談は、対応力と制作技術に自信を持つボーダーレスにお任せください。

ご相談や無料お見積りのご依頼は、電話またはメールからお気軽にどうぞ。

お気軽にお問合せ下さい
03-5829-9155
平日10:00~19:00
(土・日・祝日を除く)

無料相談・無料お見積りはこちらから

スペシャルコンテンツ

ボーダーレスを支えているクリエイターや、
ボーダーレスの映像・動画制作についてわかりやすくまとめたスペシャルコンテンツを公開しています。
映像・動画制作のご依頼が初めてのお客さまにもおすすめのコンテンツです。

  • 動画制作の流れ
  • 動画制作Q&A
  • 設備紹介
  • 動画雑学コンテンツ

その他の動画制作関連サービス

ボーダーレスがプロデュースしている映像・動画制作関連サービスと、
ボーダーレスにご協力いただいている企業様のご紹介です。

Pagetop