チーフCGデザイナー
江先 睦美
ディレクター / プロダクションマネージャー
裏山 文香
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チーフCGデザイナー
江先 睦美
幼少期、映画『ジュラシック・パーク』のメイキング映像を見たことがきっかけでCGデザイナーの道を志す。福岡の映像専門学校卒業後、CGデザイナーとして制作会社に6年間勤めた後、退職。ボーダーレスへ入社し、現在はチーフCGデザイナーとしてチームの柱を担う。
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ディレクター / プロダクションマネージャー
裏山 文香
大学のメディア社会学科を卒業後、2021年にプロダクションマネージャーとしてボーダーレスへ入社。現在はプロダクションマネージャーとディレクターを兼任しながら、企画チームのリーダーとして企画力の底上げに努める。
フィードバックから生まれた信頼
お二人が初めて話したときのことを教えてください。
江先
最初に話したのは裏山さんが担当した案件のフィードバックをしたときだったかな。
あの時のディレクションが印象的でしたね。
裏山
そうですね。私の企画が通って、初めてのディレクションを担当した時でした。
不安だったので、いろいろな人に聞いていましたね。
江先
その案件で、アニメーションやストーリーの演出がしっかりできる人だなと思いました。
裏山
うれしいですね。私は、江先さんがクリエイティブに対して誠実な答えをくれる方だと感じました。
クリエイティブチェックでは的確なフィードバックをもらえたので、安心しました。すごく信頼できるし、新人扱いもしないのでありがたかったですね。
互いの強みを生かしたチームワーク
最近では最初の印象と変わりましたか?
江先
最近は、裏山さんが管理業務と企画の方も仕切ってくれて、すごく頑張っているよね。
自分から「みんなで何かやりましょう」みたいな企画を立てる人はあまりいなかったけど、きっかけをつくってくれることもあって。
この間はテレビCMを考察する勉強会をやってくれたよね。
裏山
企画の立て方、マーケティング的な話とコンテンツ作りの両方を楽しみながら学べるといいかなあと思いました。
新商品のCMの、まずはその商品の情報だけを出して、どういう強み・弱みがあって、ターゲットはどうするか、みたいなところから考えたんですよね。
江先
みんなは元のCMを見ていない状態で、裏山さんが作ってくれたテーマをもとに、商品のCMを企画から絵コンテまでつくりましたね。
最後に実際のCMを見て答え合わせをしました。こういった勉強会をやった方がいいとは分かっていてもなかなかやってくれる人はいないから、すごく助かるんだよね。
裏山
私の江先さんに対する印象は変わらないんですけど、自分には絶対に同じようなことはできない、ということだけはひしひしと感じています。
社内にもいろいろな人がいるけど、本当にクリエイティブをがっつりやるタイプとマネジメントもやるタイプで分けるとすれば、私はやっぱり後者の方が向いていると思っています。
みんなのスケジュールを管理したり、自分が企画を出すよりはみんなの企画をまとめたりする方が合っている気がするんですよね。
江先
逆に、私は管理ができないからね笑
裏山
クリエイティブに集中しているからできるところがありますよね。
江先
そうかもしれませんね。
良い側面と悪い側面があるけど、悪い側面を直そうとすることで、良い側面に影響が出てくる感じでしょうか。
裏山
会社全体が江先さんのクリエイティブに全幅の信頼を置いているし、かっこいいなあと思いますね。
お互いの尊敬するところ
裏山
江先さんのグラフィックデザインは、クライアントが求めているものをしっかり分かっているところがすごいですよね。
自分がつくりたいものではなくて、世に出た時に、見た人がどう感じるかまで考えているのが伝わってきます。
「ザ・クリエイター」みたいになって我を出すようなタイプもいるかもしれないけど、江先さんは案件ごとにまったく違うんですよね。
そこがしっかりしているからこそ、クリエイティブチェックでのフィードバックも的確なのだろうと思います。
江先
フィードバックは自分の好みとかではなくて、ちゃんとみんながやろうとしていることに対してのアドバイスができるようにしています。
「多分こういうことをやりたいんだろうな。それだったら、こうした方がいいだろう。」みたいな視点で指摘するようにしています。
フィードバックは言語化の訓練にもなりますし、自分も成長できますね。
裏山さんに関しては、裏山さんのリーダーシップに本当に助けられていて、自分が言わなくても言ってくれる人が出てきたという感じがするんだよね。
裏山
私は上の人に対してもガンガン言いますからね。
会社のためになることならとりあえず提案してみるべきだと思っています。
江先
裏山さんがいることで、一歩下がって見ていられるようになってきた気がする。口うるさく言いたくないのもあるから、言ってくれる人が出てきたことで負担が減って助かりますね。
こうした方がいいんじゃないかと思っていても、それを言わない人がけっこういるけど、やっぱり発言しないと気付けないことも多いよね。
ボーダーレスの社員は「言ってくれてありがたい」と思うタイプが多いから、意見を言いやすい環境ではないかと思います。
裏山
確かにそうですね。
江先
お互いに、ボーダーレスをより良くしたいと思う気持ちが強いんですよね。
多岐にわたる強みを生かす
これからボーダーレスを
どういう会社にしていきたいと思いますか?
裏山
今、ボーダーレスは変革期というか、ここからもっと良くなっていったらいいですよね。
江先
YBS株式会社とM&Aしたことで、できることの幅も広くなったから表現の追求とか、マーケティングの分野でバズる動画とか、いろんな研究をしたいですね。
裏山
案件で生かせるようなインプットをしていきたいですよね。
江先
そうだね。実験的なこともできたらいいね。
ボーダーレスは「なんでも屋」的な印象があるけど、それが好印象な場合もあれば、マイナスな印象を与えることもあるから難しい部分もありますよね。
裏山
ボーダーレスの動画広告があれば、「ボーダーレスはこういうものを作ってくれるんだ」と分かってもらえるかもしれないですね。
江先
そうだね。「なんでも屋」ですごくいいものを作って売上も上げていくのは、正直大変だと思う。
でも、普通のなんでも屋の平均が70点ぐらいだとしたら、全部に100点を出せるような、最強の器用貧乏を目指したいですね。
裏山
社名も「ボーダーレス」で、多岐にわたるのが強みですからね。
江先
その中で、一部でも120点を出せる分野があるといいですね。
オーダーメイドへのこだわり
裏山
今、誰でも動画をつくれる時代になりましたよね。
動画をつくれます、というのも本当にピンキリで。その中で戦っていくためには、ボーダーレスがどれぐらいのクオリティーを出せるかをアピールする必要があるから、ちゃんとお客さまに見合ったものを提供できるようにしていきたいです。
江先
プロに頼む意味をボーダーレスが叶えられるようにならないと生き残っていけないので、やっぱりオーダーメイドにしっかり応えていきたいですね。
個人的には、3Dの表現に注力したいです。3Dコンテンツは映像だけではなくて、アトラクションやゲーム、プロジェクションマッピングなど幅広い分野で可能性がありますよね。
クロス新宿ビジョンとか、今増えている3D錯視のビジョンにも余裕をもって対応できるようにしていきたいです。
ボーダーレス
お二人とも、ありがとうございました!
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