グラフィックチーム
チーフCGデザイナー
江先 睦美
グラフィックチーム
CGデザイナー
上田 賴知
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グラフィックチーム
チーフCGデザイナー江先 睦美
幼少期、映画『ジュラシック・パーク』のメイキング映像を見たことがきっかけでCGデザイナーの道を志す。 福岡の映像専門学校卒業後、CGデザイナーとして制作会社に6年間勤めた後、退職。 ボーダーレスへ入社し、現在はチーフCGデザイナーとしてチームの柱を担う。
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グラフィックチーム
CGデザイナー上田 賴知
学生の頃から独学で映像制作ソフトや撮影の技術を学ぶ。 グラフィック、楽曲、スマホを使ったショート動画などの自主制作に没頭し、YouTube配信者としても活動。 大学卒業後、より本格的な技術を身に着けたい思いからCGデザイナーとしてボーダーレスへ入社。
どんな仕事も絶対に手を抜かない
まずはお互いの印象について教えてください
江先
上田くんは、サブカル系やかっこいい映像に興味を持っていて、義務感ではなく楽しみながらインプットしている印象がありますね。
上田
そうですね。義務にしてしまうと楽しめないですから。
江先
だから、そういった分野の仕事とマッチすれば、彼の強みが発揮されるんじゃないかなと思います。
あとは、「新しいジャンルに挑戦することが良い経験になる」という意識がどの程度あるか、気になるところですね。
上田
そこも意識しています。自分の好きなことばかりしていると成長が限られてしまうからです。
これまで経験したことのないジャンルの案件が来たときには、「いい機会だからやってみよう」と思うようにしています。決まればリファレンスを集めたり、特化した勉強をしたりして取り組んでいます。
江先
以前少し手伝ってもらった案件も、最初は私一人でやるつもりだったんですが、上田くんから「江先さんばかり面白そうなことをしてる!」って言われたんですよね(笑)。
上田
興味があるものがあれば、たまに声をかけて参加したりします。単純に自分のスキルを広げたいという気持ちもありますし。
結局その時の分担は1割ほどでしたが。
江先
上田くんは新しいツールへの理解が早くて、導入した直後から使いこなせるので、とても頼りになります。
ただ、その案件のキャラクターアニメーションについてはまだ未知数な部分もありましたし、私自身もこだわりがあったので、そこは自分でやりたかったんですよね。
上田
江先さんはキャリアが長いのに、常に本気で取り組んでいて、全然手を抜かないんです。
その姿勢がメンバーのモチベーションになっているというか、「この人を驚かせたい!」と思わせてくれます。
上の人が手を抜くと、下も同じになってしまいますからね。
責任と楽しさを両立させて制作に打ち込める環境
チームの雰囲気や文化についてはどのように考えていますか?
江先
チームを作る立場として、メンバーにはどんな仕事の中にも何か楽しさを見出してほしいと考えています。クリエイターには「好きなことを仕事にしたい」と思う人が多いですが、仕事が楽しめないとモチベーションにも影響が出てしまいますよね。
ただ、「自分の好きなことだけやりたい」とこだわってしまうと、どこかで苦しくなり、成長も難しくなると思います。「熱中してると上達しやすい」→「仕事の質が上がる」→「周囲に認められて新しいチャンスに恵まれてさらに成長できる」という好循環を自分で引き寄せれるようになってほしい。
「好きこそものの上手なれ」の精神で責任と楽しさの両立ができるチームづくりを目指しています。
上田
仕事って、まだやったことのないことやできないことでも、できるようにしてクライアントの期待に応えることだと思うんです。
プロとして必要なのは、責任ある仕事に誇りを持ち、それをやり遂げる胆力を磨き続けることだと考えています。
ボーダーレスには、そういったことを意識しながら目の前の仕事に集中して取り組める環境があると思います。これは非常に貴重で、今に集中できることに満足しています。
江先
役割分担も進化してきて、たとえばグラフィッカーはグラフィックの仕事に専念できるようになってきました。
ただ、「○○をやってみたい!」と声を上げれば、「じゃあ、やってみようか」と言ってもらえる環境でもあります。挑戦したいと思えば何でも挑戦できる、そういう環境ですね。
では、チーム内でのサポートについてはどのように考えていますか?
江先
メンバーに対するサポートには、いろいろな考え方があります。例えば、「積極的に教えたほうがいい」と思う時もあれば、「その人の成長のために少し距離を置いたほうがいい」と感じることもあります。また、若手が「いま、これが知りたい」というタイミングで伝えるのが一番効果的なこともあるので、その瞬間を見計らっています。
ただ、私の基本的な考えとしては、「お腹をすかせた人に魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるべき」ということわざのように、自立して成長できるような教え方を心がけています。
上田
でも、「江先さんはトップクリエイターだから…」みたいに距離がある空気感があるのは良くないと思っていて。むしろ、「自分の得意なところは教えるよ」くらいの軽い気持ちでいいんじゃないかと。
実際、教えてもらいたいのに聞きに行けないメンバーもいますよね。見ていて「そこまで考えたなら、もう聞きに行けばいいのに」って思うこともあります(笑)。
江先
しっかり考えた上で質問してきてくれるのは、大歓迎ですね。
考えること自体も大事なので、本人が来るまでは見守るべきか、介入するべきかの葛藤もあります。背後から見ていて「迷走しているな」と感じたら、そこで声をかけるようにしています。
クライアントの要望を超える成果を目指している
日々の業務で大切にしていることや
心掛けていることはありますか?
江先
もちろん、クライアントの意図をくみ取ることは重要ですが、ただ予想通りのものを出すだけではなく、クライアントの期待を少し超える何かが必要だと考えています。
上田
そうですね、圧倒的な成果を出し続けること、そして気を抜かないことが大事だと思っています。
今一緒に仕事をしているディレクターが本当にすごい方で、全く気が抜けないんですよ(笑)。だからまずはクライアントだけでなく、このディレクターにも自分の映像のファンになってもらうことを意識しています。
せっかくこの仕事をしているので、「この人に任せておけば安心だ、この人の映像がもっと見たい」と多くの人に思ってもらえるようになりたいですね。
江先
上田くんは最初のころ、少し気負い過ぎている部分も感じました。その気持ちも大事ですが、これからは「今まで何とかやってきたから、今回も大丈夫だろう」くらいの気持ちで、どんどん挑戦していけるといいと思います。
上田
確かにそうですね。
江先
あと、自分への投資は惜しまないと決めています。
仕事で得られる技術には限界があるので、プライベートの時間にオンライン講座を受けたり、セミナーに参加したりしています。そういった学びの場では、ハリウッドやディズニーなど一流の現場で活躍している人たちの技術に触れる機会が非常に多いんですよ。
上田
そうですね、自分もオンラインでかなり勉強しています。案件に関わるだけでは習得できないようなスキル、たとえばスカルプトモデリングなどにも挑戦していました。
チームの歯車に徹することも喜び
今後挑戦していきたい分野の案件や
やりたいことについて教えてください
江先
プロダクト系の3DCGはずっとやってみたいと思っているんですが、モデリングは誰かに任せたいんですよね。
上田
それなら、モデリングを僕が担当して、アニメーションを江先さんがメインで担当するっていう分担にすれば実現できるんじゃないですか。
江先
それはすごく助かりますね。私と上田くんは、「3DCGでさらに表現を広げたい」という目標に向かって、同じ方向を向いているのかもしれませんね。
上田
そうですね。また、大きな企業を巻き込んで進めるような映像プロジェクトって、やっぱりすごくかっこいいと思います。
江先
そういう一大プロジェクトにはチームの力が集結した感じがあって、スペシャリストたちが組んで作り上げたという印象があり、いいですよね。
上田
僕は最終的には大きな作品のディレクションを手掛けたいですね。
そのためにチームの歯車に徹する経験は重要ですし、最初に自分の強みをディレクションする人に示すことも大切だと考えています。自分を理解していなければ相手に伝わらないので、相手が自分を選びやすいように常にアンテナを張り、「自分はこれならいける」と気付いて、自分の得意分野を磨いておきたいと思います。
ボーダーレス
お二人とも、ありがとうございました!
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