著名な映画監督一覧日本人映画監督 宮崎 駿

宮崎 駿
(みやざき はやお 1941年1月5日~)

日本のアニメーション作家、映画監督、漫画家。日本アニメーションの巨匠であり、世界に名を連ねる映画監督である。スタジオジブリの創立者。2013年には長編映画の製作を引退することを発表した。

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映像作品に対するこだわり

宮崎監督に影響された映画人は日本だけに留まらず、海外にも多い。『サイレントヒル』の監督であるクリストフ・ガンズは「人間と自然の関わり方など、彼が掘り下げているテーマがすごく好き」と賞賛している。宮崎作品の大きな魅力といえば「自然と人」の繊細な描写である。普通は綺麗な自然を背景として見立てるものであるが、宮崎監督は自然をまるで生き物のように登場させた。例えば、代表作の一つである1984年の『風の谷のナウシカ』は、「腐海」と呼ばれる有毒な毒を吐く森林が舞台となっており、自らの為に自然を破壊していく人間と、凶暴化していく自然との間でナウシカが、悩み苦しみながら共存の道を模索する話となっている。これらは宮崎監督と、日本の文化は自然に左右されているといった「照葉樹林文化論」との出会いが強く影響している。また、1988年の『となりのトトロ』はナウシカとは真逆と言っていいほどに自然と人の交流を見事に描いた作品である。自然だけなく、宮崎作品には、いわゆる"化け物"が登場することも多い。例えば、2001年に大ヒットした『千と千尋の神隠し』では、千尋が異世界に迷い込み、奪われた名前と両親を取り戻すという話であるが、神や得体の知れない者たちが物語の鍵となる。中でも特に異質とされている「カオナシ」は、「欲望の象徴」として描かれているようである。
フラフラとした存在で、欲望のままに欲しがり、居場所を求めるその姿はまるで現代の若い者を表しているようでもあった。この作品は疑問点も多く、思うが侭に作品を好きに解釈できる。「あの思想が擬態されたものがこのキャラクターではないか」「あのシーンの裏にはこういった意味があるのでは」宮崎駿は観客にそういった楽しみ方を常に提供し続ける監督である。

エピソード

大の軍事兵器マニアであり、戦闘兵器だけではなく鎧や甲冑など幅広い知識を持つ。17歳のころには、戦後日本で初めての艦船総合雑誌「世界の艦船」にて、日本の防衛における魚雷艇の価値について自論を投稿している。作中にもその趣味を感じさせる飛行体が多く見られる。飛行シーンには迫力や躍動感を感じるが、そこに宮崎監督の機体に対する愛情が表れている。また、「ジブリ」という名前はイタリアのカプロニ社製Ca.309ギブリ(Ghibli)から取られたもの。

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