動画制作ソフトの使い方Premiere Pro CS6　Part 18

Premiere Pro CS6目次

1. 保存をするデータの確認
2. ムービーの保存

出力したいシーケンスを選択して、黄色の枠で囲まれているのを確認してください。黄色の枠で囲まれている範囲がムービーの保存の対象となります。

メニューから「ファイル」→「書き出し」→「メディア」を選択します。

書き出し設定の画面が表示されます。必要であればここで書き出す際の設定を調整しておきます。保存場所やファイル名の決定などの基本的なことから拡張子や画面サイズの変更を行うことができます。ご自分の目的にあったかたちで保存をしてください。今回は「AVI」の拡張子でムービーの保存を行います。

設定が終了したら「書き出し」をクリックします。

エンコードが開始されます。終了するまで待機しましょう。保存を行う動画によりますが容量次第ではエンコードに時間がかかります。気長に待ちましょう。

「シーケンス01.avi」としてムービーの保存が成功しました。保存されたムービーは、プロジェクトと同フォルダに出力されます。念のため保存された動画は動画再生ソフトで再生してみましょう。保存時にエラーが起きている場合は、上手く再生がされません。もし再生が上手くいかなかったらもう一度、ムービーの保存を行いましょう。

繰り返し動画を保存する時の注意ですが、必ず保存まえにプロジェクトとしても保存をしておきましょう。パソコンがフリーズしてしまいせっかく製作をしたデータが消えてしまうのは作業時間の無駄です。まめにプロジェクトの保存を行う癖をつけましょう。

Premiere Pro CS6に同封されている「Adobe Encore」を使用すればDVDやBlu-rayディスクの製作を簡単に行うことができます。Adobe Encoreは動画編集ソフトではなく、オーサリングソフトというディスク製作を専用に行うソフトとなっています。ここでは使用方法に関しては割愛させてもらいますが、興味のある方はAdobe Encoreを利用してオリジナルのディスクを製作してみてください。