メッセージ
入社からの経歴を教えてください。
アシスタントとして入社し、約1年後にディレクターになりました。2、3年経つ頃にはディレクション業務と並行して社内のスケジュール管理を行っていました。
スタッフが増えて本社が移転することになり、プロデューサーチーム・ディレクターチーム・グラフィックチームに部署が分かれてからは、3年ほどクリエイティブチームのリーダーを務めました。徐々にマネージメント業務の割合が増えていきましたが、ディレクション業務は並行して行っていました。現在の役職に就いたのは、2年ほど前からですね。改めて考えると、10年の間で色々なポジションを経験してきたと思います。
現在の主な業務内容を教えてください。
プロデューサーとしての主な業務は、フロントでのお客さま対応です。見積もりの相談がしたい、面白いアイデアを考えてほしい、顧客の方へ向けて一緒に提案してほしい、映像制作について教えてほしい…など、お客さまによってご要望は全く違うので、自分が持つ知識や技術と周りの力を合わせて最適なご提案をします。
受注が確定した案件はクリエイティブチームへ制作の依頼をしますが、予算・品質・スケジュール管理はプロデューサーの仕事です。プロデューサーはプロジェクト全体の責任者なので、着手後もディレクターに丸投げすることはなく、担当者として携わります。
執行役員としては、社内のマネジメントや採用計画などを行っています。案件のスタッフィングや進捗については各チームのリーダーが管理しているので、僕の役目は中長期の目標に対し、課題を見極め、達成までチームを引っ張ることです。
自分の成長や変化を感じるのはどんな時ですか?
これまでやったことのない仕事やジャンルに携わった時、成長を感じます。
基本的にボーダーレスでの仕事はルーティーンになりにくいのですが、それは受注する案件のジャンルや商材が限定されていないためです。そういった意味では毎回新しい仕事に携わることができるので、毎回成長を感じていますね。その都度勉強して取り組むので、今まで全く知らなかったことに詳しくなる機会も多いです。
入社を考えている人に、一言メッセージをお願いします。
僕が映像の仕事をしたいと思いはじめたのは、まだテープの時代です。動画編集ソフトや撮影機材はとても高価で手に入りにくく、学生時代は自宅で制作する環境を整えるのも難しいような状況でした。
でも今の学生さんたちは、完全にデジタルネイティブ世代。フリーソフトを使って自宅でCGを作ったり、スマートフォンでの撮影や編集も当たり前に行われています。それを考えると、今からこの業界に入りたいと思っている人たちの方が僕たちなんかより圧倒的に(動画制作が)上手なはずなんですよね。スタートからすでにリードしているので、作りたい気持ちさえあればすぐに現場で活躍できると思います。
ただ自主制作と違うのは、その先にお客さまがいるという点です。持っている技術やセンスを仕事として活かしたい思いのある方を、お待ちしています。