メッセージ
これまでの経歴を教えてください。
大学時代はメディア社会学科で学んでいました。広告作成やソフトの使い方の基礎などを習う授業もありましたが、動画制作についてはほとんど独学です。所属していたアカペラサークルで、映画の予告風のライブ用映像を制作したりしていました。
卒業後はPMとしてボーダーレスへ入社し、数ヶ月後にある案件で初めてディレクターを担当しました。何名かで提出した企画案のなかで、私のものが通ったためでした。
初めてのディレクションは、緊張しましたね。入社から間もなかったですし、どのように指示を出せばいいかなどもわからなくて…先輩スタッフにたくさんフォローしていただきました。
現在の主な仕事内容を教えてください。
撮影準備や撮影当日の制作業務を主に行っています。小道具やスタジオの手配をしたり、撮影現場がスムーズに進行するように気を配るのが仕事です。
まだ先輩に監修してもらいながらではありますが、PMと並行してディレクター業務も務めています。最近では、おもちゃメーカーさんの動画の企画とディレクションを担当させていただきました。
どんな時に自分の成長を感じますか?
PM業務は、撮影現場に行くたびに反省を繰り返しています。入社したばかりの頃は何を反省すればいいのかすらわからない状態だったので、改善点が見つかるようになった分、多少は成長できていると思っています。
例えば、現場であまり動けないことが多かったのですが、自分の立ち位置がカメラから遠いせいだということに気づいて改善した結果、スタンドインや指示出しを積極的に行えるようになりました。でもまだ場数があまり踏めていないので、撮影に行くたびに色々な発見があって勉強させていただいています。
入社を考えている人に向けて、一言メッセージをお願いします。
入社前に見ていたボーダーレスの採用情報で覚えているのが、「下積み期間なし」という表記です。その一文に惹かれた反面、「そんなわけはないだろう」とも思っていたんです。
でも実際に入ってみると、毎日下積みでもあるし、毎日実践でもありました。ここからここまでは修行で、ここからはPMです、ディレクターです、といった線が引かれていないんですよね。
私のような新人に対しても分け隔てが無くて、映像について「どう思う?」と意見を求められることには驚きました。
社内チャットやチームミーティングで最近見た動画について情報交換をしたり、制作している映像のクオリティを上げるために意見を出しあったり、カジュアルに会話できる環境です。先輩後輩関係はもちろんありますが、対等に扱ってもらえることが有難いし、楽しいと感じます。