動画制作ソフトの使い方Premiere Elements 11 Part 10

Premiere Elements 11の
素材の長さを調整する方法

ここでは、Premiere Elements 11に取り込んだ素材の長さを調整する方法を説明していきます。映像であれば撮影時に大まかな長さの調整はできますが、画像はPremiere Elements 11でしか表示時間の調整はできません。長さ調整のテクニックは動画編集では必須テクニックなので必ず覚えておきましょう。

1画像の長さ調整

Premiere-Elements-11_9_1.jpg

Premiere-Elements-11_9_2.jpg

ここでは、「鳥の画像」の長さ調整を行いたいと思います。タイムライン上の「鳥の画像」をクリックします。選択された画像は水色の枠線で囲まれます。また、上の画像のタイムラインはクイックモードのものになります。

Premiere-Elements-11_9_3.jpg

クリップの端にマウスカーソルを合わせ、「⇔」をドラッグすると水色だった枠線がオレンジ色に変化します。ここで長さの調整が可能になっています。

調整前>

Premiere-Elements-11_9_21.jpg

調整後>

Premiere-Elements-11_9_4.jpg

「鳥の画像」の表示時間が長くなりました。ここでは、表示時間を長くしましたが短くすることも可能です。用途に合わせて調整をしてみてください。

注意事項としては、映像と音声に関しては「元の長さ以上にはできない」ということです。5分間の映像であれば最長表示時間は5分です。短くすることは可能ですが、長くすることはできません。

2素材が隣接している場合

タイムラインに素材を並べて行くので、当然隣り、もしくは左右に素材が並んでいるはずです。「A・B」で素材が並んでいて、Aを長くした場合はBの先頭がずれ込みます。先ほどの画像で見てみましょう。

Premiere-Elements-11_9_21.jpg

これが移動前の画像です。先ほど時間を長くした「鳥の画像」ではなくその後にある「道路の映像」に注目をしてみてください。

Premiere-Elements-11_9_4.jpg

大きく後退しました。当然ですが現在調整しているものが優先され、隣接する映像や画像はずれ込みます。長さ調整している素材が優先されるという特徴を覚えておいてください。

3映像の長さ調整

画像の長さ調整はシンプルですが、映像の長さ調整はちょっと複雑です。基本的に動画編集にとって大事なことは撮影された映像をいかに「トリミング(必要な部分の切り出し)」できるかにかかっています。ここでは、映像のトリミング方法に関しても説明をいていきます。

Premiere-Elements-11_9_6.jpg

Premiere-Elements-11_9_7.jpg

今回は映像の長さ調整を行うので「道路の映像」を選択します。選択されたクリップは先ほどと同じように水色の枠線で囲まれています。

Premiere-Elements-11_9_5.jpg

今回は作業をしやすいようにタイムラインの右上にある「ズームバー」で表示調整をしましょう。右に行けば行くほどトラックがより詳細に表示されるようになります。

ズーム前>

Premiere-Elements-11_9_7.jpg

ズーム後>

Premiere-Elements-11_9_8.jpg

実際に半分ほどズームバーのボタンを動かした様子です。先程よりも詳細にトラックが表示されています。

Premiere-Elements-11_9_9.jpg

わかりやすいように、トラックを7個に分割しました。例えば、5~7だけが必要で1~4が不要な場合がだとします。

Premiere-Elements-11_9_10.jpg

まずは、このスライダーを自分が必要だと思うトラックと不要だと思うトラックの間まで持っていきます。

Premiere-Elements-11_9_9.jpg

先ほどの画像と同じですが、不要な4と必要な5の間にちょうどスライダーが来ていることになります。

Premiere-Elements-11_9_11.jpg

画像の際と同じですが、トラックの先頭からスライダーまで移動をさせます。水色で囲まれている部分が削除される部分で、オレンジの枠線は残る部分になります。

Premiere-Elements-11_9_12.jpg

1~4が削除され、「道路の映像」が短くなりました。

このようなかたちで、素材の長さ調整が可能になっています。動画編集におけるトリミングは基本であり同時に奥義でもあります。様々な素材に触れて実際に実験をしてみてください。次はPremiere Elements 11の素材サイズの変更方法について説明をしていきます。

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