動画制作用語集「り」

ここでは映像制作で使われる言葉の「り」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。

リテイク(retake)

一度OKが出たカットが何らかの理由(例えば技術的ミス、クライアントの要望など)によって使用ができなくなり、もう一度撮影を行うことをいいます。「再撮」と呼ばれ、俳優の降板や脚本の変更などによって行われることもあります。アニメ作品においてはTV版において作画の問題や色彩の問題があったシーンをDVD版で修正することや純粋なクオリティー向上のために行われたりします。

ちなみに、撮影現場におけるリテイクは、チェック後、もう一度同じカットを撮影しなければならないことを意味するわけですが、リテイクの影響は大きく、スタッフや出演者の疲労やモチベーションなどを引き起こしますので、充分注意しなければいけません。しかし、クオリティを重視するのであれば、撮影現場におけるリテイクは必要不可欠なものですから、そのバランス感覚こそ監督などのリーダーに求められるポイントと言えるでしょう。

リージョンコード

DVD-Videoの再生可能地域を限定するコードのこと。販売および利用される地域(リージョン)を限定することで、使用地域を制限させることができるという世界基準のことを指します。このリージョンコードによって「海外で購入したDVDなどが見れない」といった症状が発生します。DVDプレーヤがコードを持っているため、ディスクのコードが一致しないと再生することができません。

なお、1枚のDVDに複数のコード加える事もできます。

ちなみに、0はALLとされ、どのリージョンにおいても使用できますが、DVD規格上「0」は通称で、便宜上用いられる数字です。「1」はバミューダ諸島、カナダ、アメリカ合衆国 およびその保護下にある地域、「2」は中東諸国、西ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、エジプト、フランス保護領、グリーンランド、日本、レソト、南アフリカ および スワジランド、「3」は東南アジア、香港、マカオ、韓国 および 台湾、「4」は中央アメリカ、カリブ海諸国、メキシコ、オセアニア、南アメリカ、「5」はアフリカ、旧ソビエト連邦諸国、インド亜大陸、アフガニスタン、モンゴル、北朝鮮、「6」は 中国本土、「7」は予備、「8」は航空機および旅客船などの国際領域での利用など、となっています。

リニア編集

テープからテープへ編集することはリニア編集と呼び、ビデオカメラで撮影した素材を編集ソフトとパソコンで編集することをノンリニア編集と呼びます。ノンリニア編集が誕生する前まで、リニア編集はビデオ編集と呼ばれていました。近年では、コンピュータを使ったノンリニア編集が、CM・映画・企業用/一般消費者のビデオ製作に広く使われるようになりました。

しかし一方で、ニュース番組素材編集では従来のリニア機材がごく普通に使われおり、媒体によってはノンリニアの新規機材による機材更新は行わないところもあるようです。その理由は、リニア編集の「手っ取り早さ」とされ、ノンリニアへの取り込みの時間と作業時間がポイントとなっているようです。ちなみに、リニア編集機材・ノンリニア機材、そしてディスクレコーダなどを加え、リニアとノンリニアのハイブリッド化、良いとこどりを目指す編集室も近年では出現しています。

ノンリニア編集(関連語)

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