著名な映画監督一覧外国人映画監督 ノーラ・エフロン

ノーラ・エフロン
(Nora Ephron 1941年5月19日~2012年6月26日)

アメリカの脚本家であり監督。付けられたニックネームは"ロマンティック・コメディの女王""女心をつかむ天才"。新しい形の大人の恋愛スタイルを提示し、90年代以降のラブストーリーに革命を起こした。ハリウッドを代表する女性監督のひとりである。

映像作品に対するこだわり

"ロマンティック・コメディの女王"として、数々のラブストーリーの脚本・監督を務める。「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」では、彼氏のいる女性が、ふとしたことから"運命的な"出会いをしてしまうという、新しいスタイルの大人の恋愛を提示して、一躍女流監督のトップに躍り出ることになる。だが、元々がジャーナリストであったことからも分かるように、物事への探究心が人一倍強く、晩年も精力的に作品創りを行うなど強い好奇心は尽きることはなかった。それまでの自分自身の体験を元に作られた映画「心みだれて」、核の危険性を訴えていた実在の女性カレン・シルクウッドを描いた「シルクウッド」など、"甘さ"だけを提供する監督ではなく、ノンフィクション物や社会問題を取り上げた作品も撮っている。作品の中で表現する女性像は男性にとってのみ魅力のある人物というわけではなく、女性が見ても魅力を感じ、何よりも共感出来る描き方を行った。こういう女性の内面性を描く演出技法は高く評価され、ハリウッドにおける女性監督という地位を確立した監督であった。

エピソード

両親が共に脚本家であり、二人の姉妹も脚本家という脚本家一家である。両親は「足ながおじさん」や「回転木馬」などの作品が知られている。エフロンは元はニューヨク・ポストの記者として働いており、その後シナリオライターへと転職をしている。エフロンの活躍は現在のハリウッドの「女性監督」という地位を確立したと評価をされている。2人目の夫であるカール・バーンスタインは有名な「ウォーターゲート事件」の真相を暴いた世界的に有名な記者である。彼との結婚生活をエフロンは「心みだれて」というタイトルで小説化。後に自ら映画化している。

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