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映像・動画制作の流れがわかる!工程表で準備~納品までのポイントをチェック

【制作フロー】

2026.04.08

動画制作を検討するうえで、「どのくらいの期間がかかるのか」は多くの方が気になるポイントではないでしょうか。

動画制作は「企画 → 撮影 → 編集 → 納品」といった複数の工程を経て進行します。納品までの平均的な期間は「1.5〜3ヶ月」ほどが一般的です。
ただし、制作スケジュールは内容や体制によって大きく変わるため、あらかじめ全体像を把握しておくことが重要です。

【この記事でわかること】

  • 動画制作の基本的な流れがわかる
  • 実写動画制作の工程がわかる
  • アニメーション動画制作の工程がわかる
  • それぞれの工程で気をつけるべきポイントがわかる
  • よくある疑問と回答
INDEX

【全体像】動画制作の期間とスケジュール工程表

ここでは、動画制作にかかる一般的な期間の目安と、企画から納品までの流れを分かりやすく解説します。

納品までの平均的な期間は「1.5〜3ヶ月」

動画制作の期間は内容や規模によって大きく変動しますが、一般的には1.5ヶ月〜3ヶ月程度が目安です。

たとえば、クライアント側で企画構成や素材がすでに用意されており、簡単な編集のみで完結する場合は、最短1週間程度で納品できるケースもあります。
一方で、ブランディング動画のように企画設計からこだわり、タレント起用やオリジナルBGM制作などを行う場合は、数ヶ月単位のプロジェクトになることも珍しくありません。

基本的には、制作工程が増えるほど期間も長くなるため、予算規模に比例して制作期間も長くなる傾向があります。

【図解】企画から納品までのタイムライン

動画制作は「企画 → 撮影 → 編集 → 納品」といった複数の工程を経て進行します。
一般的な流れを整理すると、以下のようなスケジュールになります。

このように、各工程に一定の期間が必要になるため、スケジュールには余裕を持っておくことが重要です。
特に修正対応の回数や内容によっては、納期が後ろ倒しになるケースもあるため、事前にスケジュール感を共有しておくとスムーズに進行します。

プロが教える「動画制作の流れ」9つのステップ

動画制作は、複数の工程を経て段階的に進んでいきます。
発注後は制作会社とコミュニケーションを取りながら進行し、プロデューサーやディレクター、CGデザイナーなど、さまざまな担当者と関わることになります。

そのため、トラブルを防ぎスムーズに進めるためには、要望や目的に一貫性を持たせて伝えることが重要です。
ここでは、動画制作の全体像を把握できるように、基本となる9つのステップを分かりやすく解説します。

Step1:ヒアリング・打ち合わせ

「作りたい動画のイメージ」をヒアリング(打ち合わせ)によって深堀りし、完成イメージやスケジュール感を共有します。
通常はプロデューサーがメインで担当しますが、ディレクターが同席することもあります。

Step2:企画構成・構成案の作成

ヒアリング内容をもとに、動画の企画構成案が作られます。
抱いていた動画のイメージに相違がないか、目的やターゲットに沿った企画内容になっているかなどをチェックし、必要があれば修正の希望を伝えます。

持ち込み企画の場合、この工程はありません。

Step3:シナリオ・絵コンテ作成

シナリオ・コンテは動画の構成台本のことで、動画全体の骨格を作る大事な作業です。

一般的に、シナリオは文字ベースで出演者の台詞や動きを記したものを、コンテ(絵コンテ・動画コンテ)はイラストや動画ベースでさらに細かいカット割りやカメラワークまで記したものを指します。
シナリオ・コンテは動画全体の骨格になるため、何度か修正を繰り返してようやく完成することもあります。

入念にチェックを行って、必要があれば質問や修正依頼をしてブラッシュアップさせましょう。

Step4:撮影準備(キャスティング・ロケハン)

出演者のキャスティングや撮影機材の準備、ロケハン、撮影場所の予約、香盤表作成などの撮影準備を終えたら、撮影本番を迎えます。

出演者のオーディションや撮影場所の最終確認など、制作会社からチェックを求められる場面も多くあります。
撮影が始まると変更が難しい工程でもあるため、内容に問題がないか慎重に確認しておきましょう。

Step5:撮影(実写の場合)

撮影当日は撮影現場に立会い、出演者の演技や台詞、撮影した映像などを確認する必要があります。
このとき気になることがあれば、遠慮せずその場ですぐディレクターに伝えることが大切です。

現場の判断で、必要に応じて撮り直しが行われることもあります。

Step6:編集(仮編集・本編集)

編集の工程では、撮影した映像をシナリオ・コンテに沿ってタイミングよくつなぎ合わせ、色味の調整やBGMの追加などが行われます。

オープニングやテロップ(文字)などの希望がある場合、この工程で入れられます。

Step7:試写・修正

編集作業が8~9割程度完了した状態で、試写(映像チェック)を行います。ナレーションが入る場合、この時点では仮音源です。

シナリオ・コンテに沿って編集されていることが前提ですが、実際に見てみて、細かいタイミング調整などの要望があればこのときにフィードバックしましょう。

チェックと修正が数回繰り返され、ブラッシュアップに1ヶ月ほどかかることもあります。

Step8:MA(マルチオーディオ)

MA(マルチオーディオ)は、音声の収録や、音質・音量を整える作業のことです。

動画にナレーションを入れるときなどは、撮影と同様に立ち合いが必要なケースもあります。

Step9:納品

完成した動画は、ヒアリング時にすり合わせた形式で納品されます。

あらかじめ用途(Web掲載、営業資料、展示会など)を共有しておくことで、最適な形式で受け取ることができます。

なお、SNS向けの縦動画DVDなど、別形式での納品を希望する場合は追加費用が発生するケースが一般的です。
後から依頼すると対応が難しくなったり、スケジュールが延びる可能性もあるため、事前に伝えておくことが重要です。

実写とアニメーションで異なる動画制作工程のポイント

動画制作の基本的な流れは共通していますが、実写とアニメーションでは工程ごとに進め方や注意点が一部異なります。
特に準備段階や制作工程においては、それぞれ特有のポイントを押さえることが重要です。

ここでは、動画制作を成功させるために押さえておきたいポイントを、各工程で分かりやすく解説します。

実写動画:撮影の有無とロケ準備が鍵

実写動画は、撮影の有無やロケーションの選定、出演者の手配などによって、制作の進め方や費用が大きく変わります。
特に撮影を伴う場合は、事前準備の精度がそのまま仕上がりのクオリティやスケジュールに影響します。

実写動画を制作する場合の流れ

実写動画を制作する場合のヒアリング(打ち合わせ)〜納品までの流れです。

実写動画とは、実際の風景や人物などを撮影・編集して作られる動画のことです。
内容や映像尺にもよりますが、撮影場所やキャストの手配を制作会社側で行う場合、比較的納期が長めになります。

1)ヒアリング(打ち合わせ)

YouTubeなどで参考になりそうな動画を事前に探しておくと、ヒアリング時に具体的なイメージを共有でき、認識のズレを防ぎながらスムーズに話を進められます。
また、どのような表現が適しているか分からない場合は、映像制作のプロに複数パターンの企画を提案してもらうのも有効です。

2)企画作成

複数の異なる企画を提案されることもあります。
その場合は企画書だけで判断せず、こちらから積極的に質問を行い、企画意図や演出の狙いまで含めてプレゼンしてもらうと失敗が少なくなります。

特に実写の場合は、ロケ地・キャスト・撮影方法によって完成イメージや費用が大きく変わるため、実現性や予算感もあわせて確認することが重要です。

3)シナリオ・コンテ作成

出演者の台詞や流れは、この段階で基本的に確定させます。
撮影後の大幅な変更は難しいため、内容の精度をしっかり高めておくことが重要です。

なお、ナレーションの細かい言い回しについては、MA(音声編集)の工程で調整できる場合もあります。

また、カット割りや撮影段取り(ロケーション・時間帯など)もこの段階で詰めておく必要があるため、撮影当日の進行に影響しないよう現実的な構成になっているかを確認しておきましょう。

4)撮影準備・撮影

撮影した映像はその場で入念にチェックすることが重要です。
撮り直しの機会は限られているため、「あとで修正すればいい」と考えず、その場で違和感がないか確認しましょう。

さらに、事前に伝えていた要望が反映されているかチェックする視点も重要です。
細かなニュアンスや表現は撮影現場でしか調整できないことも多いため、気になる点は遠慮せずその場で伝えるようにしましょう。

5)編集

編集作業は基本的にコンテに沿って進行するため、構成や演出に変更がある場合はできるだけ早い段階で共有しておくことが重要です。
後工程での変更は工数や費用の増加につながる可能性があります。

また、社内のチェック体制を事前に共有しておくことも大切なポイントです。
確認者が多い場合、初稿が完成度の高い状態であっても、さまざまな意見が出て大幅な修正が発生するケースがあります。

あらかじめ「誰が・どの段階で確認するのか」を制作会社に伝えておくことで、無駄な手戻りや追加修正費用の発生を防ぐことができます。

6)試写(映像チェック)

修正の希望はできるだけ具体的に伝えることが重要です。
「どこをどのように修正するか」だけでなく、「なぜそうしたいのか」まで共有することで、制作側とゴールのイメージをすり合わせやすくなります。

また、修正内容はまとめて伝えることも意識しましょう。
細かく分けて都度修正を依頼すると、工数が増えスケジュールや費用に影響する可能性があります。

7)MA(マルチオーディオ)

ナレーターは事前に複数の候補を出してもらい、声質やトーンを比較したうえで決定すると安心です。
実写では映像の雰囲気や出演者の印象とナレーションの相性が重要になるため、映像とのマッチ度(信頼感・高級感・親しみやすさなど)を意識して選ぶことがポイントです。

また、BGMや効果音とのバランスも含めて最終調整されるため、全体の音の印象を確認する視点も持っておくと仕上がりの質が高まります。

アニメーション動画:デザインフィックスと動きの確認

アニメーション動画は、デザインの方向性と動きの設計によって、伝わり方や印象が大きく左右されます。
特に一度アニメーション工程に入ると修正の負担が大きくなるため、事前のすり合わせが重要です。

アニメーション動画を制作する場合の流れ

アニメーション動画を制作する場合のヒアリング(打ち合わせ)〜納品までの流れです。

アニメーション動画とは、手書きやデジタルで描かれたイラストやグラフィックに動きを加えた動画のことです。
内容によっては実写より制作期間が長くなることもありますが、撮影が必要ないアニメーション動画であれば期間や予算を抑えられるケースもあります。

アニメーション動画について詳しくはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。

他記事バナー_c001アニメーション.jpg

1)ヒアリング・打ち合わせ

CGデザイナーが同席し、直接ヒアリングを行うケースもあります。
口頭だけでデザインのイメージを伝えるのは難しいため、テイストの参考になる画像や動画をあらかじめ用意しておくことが重要です。

あわせて、デザインだけでなくアニメーションの動き(スピード感や演出イメージ)についても共有しておくと、完成イメージのズレを防ぐことができます。

2)企画作成

複数の異なる企画案を提案された場合は、企画書だけで判断せず、企画意図を含めて直接プレゼンしてもらいながら選ぶのが効果的です。

アニメーションでは、テイスト(イラストの雰囲気)や動きの方向性によって伝わり方が大きく変わるため、簡単なラフや絵コンテなどを確認しながら判断すると、完成イメージのズレを防ぐことができます。

3)シナリオ・コンテ作成

ストーリーの中の訴求点を1つに絞ることで、視聴者に伝わりやすい動画になります。
情報を詰め込みすぎると理解しづらくなるため、シンプルな構成を意識することが大切です。

さらに、コンテ(絵コンテ・Vコンテ)の段階で動きや演出をできるだけ具体化しておくことが重要です。
アニメーションは後工程での修正コストが高くなりやすいため、この段階で完成イメージをすり合わせておくと、手戻りを防ぐことができます。

4)デザイン作成

アニメーション動画の素材になるキャラクター、背景、テロップなどのデザインを作る工程です。

イラスト(静止画)の状態でチェックできる最後の段階なので、納得いくまで打ち合わせを重ね、しっかりデザインを固めましょう。

さらに、デザインのブラッシュアップはこの工程で完了させることが重要です。
アニメーション制作後にキャラクターやビジュアルの修正を行うと、修正工数や費用が大きく膨らむ可能性があります。

5)オフライン作成

オフライン作成とは、アニメーションの前段階で、ざっくりとした仮の動画を作ることです。
コンテをもとにデザイン素材を編集し、オフライン作成を行います。

ただし、制作会社やスケジュールによって、依頼主のチェックを必要とせず次の工程へ進むことがあります。
事前にオフラインを確認したい場合はあらかじめ申し出ておきましょう。

6)アニメーション作成

アニメーション作成は、実写動画でいう「編集」の工程です。

デザイン素材にモーション(動き)をつけて、コンテに沿ったストーリーを編集していきます。
この工程は、モーションの複雑さや映像尺などによって作業に必要な時間が大きく変わります。
通常、BGMや効果音などもこのときに追加されます。

コンテに沿って作成されるため、変更点がある場合はあらかじめ伝えておきましょう。

7)試写(映像チェック)

一口にアニメーションといっても、表現方法はさまざまです。
ゆるやかな動き・激しい動き、小さな動き・大きな動きなどによって、視聴者に与える印象は大きく変わります。

そのため、目的(認知向上・理解促進・ブランディングなど)に合っているかという視点でフィードバックを行うことが重要です。
動きのテイストやテンポについても具体的に伝えることで、意図に沿った仕上がりに近づきます。

8)MA(マルチオーディオ)

ナレーターは複数候補から比較検討し、イメージに合う声を選定することが重要です。
アニメーションの場合は、キャラクターやデザインのテイストと声の相性が特に重要で、少しの違いでも印象が大きく変わります。

さらに、動きやテンポとナレーションのリズムが合っているかもチェックポイントです。
違和感がある場合は、読みのスピードや間の取り方を調整することで、より自然で伝わりやすい動画に仕上がります。

初めてでも失敗しない!「依頼者側」が準備すべきことリスト

動画制作をスムーズに進め、イメージ通りの成果物を得るためには、制作会社任せにするのではなく、依頼者側の準備も重要です。

事前に必要な情報や素材を整理しておくことで、やり取りの手間や追加コストを抑えることにもつながります。

ここでは、初めてでも失敗しにくくなる具体的な準備ポイントを紹介します。

作りたい動画のイメージを社内で固める

作りたい動画のイメージを固めておくことで制作会社側へ情報共有しやすくなり、後々の工程がスムーズになります。

以下は、見積りやヒアリング時に必要な項目と、決まっていると良い項目の参考です。

見積りに必須 希望納期 制作本数 映像尺(長さ) 納品形式 撮影の有無
決まっていると良い 映像の目的(狙い) ターゲット層 イメージ動画 BGM・効果音の有無 ナレーションの有無

他にも、

  • 撮影場所の希望の有無
  • 字幕テロップの有無と分量
  • 素材の支給の有無
  • 想定している視聴デバイス(配信するプラットフォーム)
  • 予算

などの情報があると見積りやヒアリングの精度が上がります。可能であればプロジェクトの計画段階ですり合わせをしておきましょう。

動画制作を依頼する上で何を重視しているかはっきりさせておくと、制作会社を選ぶときの指標にもなります。

成功のポイント

企画書や画像だけでなく、参考動画を用意するとよりイメージを共有しやすくなる。YouTubeやSNSなどで作りたいイメージに近い動画を探しておくと良い。

制作会社に共有すべき「参考動画」の探し方

参考動画は、予算や実現可能性を気にしすぎず、まずは直感的に「いい」と思うものを集めるのがポイントです。
完成イメージの方向性を共有する材料として活用します。

集めた動画は制作会社に共有し、「どの要素を残して、どこを削るか」を予算に応じて相談しましょう。
例えば、10万円の予算でタレントを多数起用するような内容は現実的ではありませんが、最近ではAIを活用してタレントを使わずに実写風の動画を制作する方法もあります。

実現方法の幅についても一度相談してみるとよいでしょう。

YouTubeで探す際は、「会社紹介動画」などシンプルなキーワードで検索し、イメージに近い動画を見つけたら関連動画をたどっていくと、効率よく参考事例を集めることができます。

スムーズな進行のために担当者が用意すべき素材(ロゴ・資料等)

動画制作では、事前に素材を揃えておくことで進行がスムーズになり、コスト削減にもつながります。
代表的なものとしては、自社ロゴやサービスロゴなどがあり、高解像度のPNG(背景透過)で用意しておくのが理想です。

また、サービス紹介動画であれば、パンフレットに使用している写真やイラスト素材を共有することで、新たに素材を制作する手間を減らせます。
ブランディング動画の場合は、会社パンフレットやWebサイトなど、デザインのトーン&マナーが分かる資料も用意しておくと、統一感のある仕上がりにつながります。

必要な素材が分からない場合は、無理に揃えようとせず、制作会社に相談しながら進めるのがおすすめです。

動画制作を依頼する先の調査・下調べ

作りたい動画の概要が決まったら、依頼先の調査を行います。

  • 動画制作会社のコーポレートサイト
  • 動画制作会社をまとめている紹介サイト
  • YouTube
  • SNS(Instagram・X・TicTokなど)
  • クラウドソーシングサイト(ココナラ・ランサーズなど)

上記のようなツールを使い、制作会社(または個人の動画制作者)の実績得意ジャンル、費用目安、口コミなどを参考に候補を絞っていきましょう。

映像制作会社は、大きく分けて「制作を内製化している会社」「内製化していない会社」の2種類があります。
どちらを選ぶかは、映像制作会社を選定する際の重要なポイントになります。

内製化の有無による違いを詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

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制作会社の候補を絞って見積り依頼をする

動画制作会社の多くは、ウェブサイトのフォームなどから無料で見積り作成を承っています。
無料見積り=即契約というわけではないので、やりとりの内容を含めて信頼できる制作会社を選び、正式に依頼(発注)するかどうかを決めましょう。

見積り書のなかに不明な項目があるときは、先に質問しておくと後のトラブルを回避できます。
「オプション」「別途」などの注釈がついているものは追加費用が発生する可能性があるので注意してください。
「諸経費」など大まかな項目で書かれているものは、質問して詳しい内訳を聞いておくと他社と比較しやすくなります。

ジャンル別の見積り費用の目安や内訳の詳細は当社のお見積り例を参考にしてください。

見積もりバナー_ワンストップ.jpg

成功のポイント

問い合わせ後のレスポンスの早さや、説明のわかりやすさも重視。質問に対して正直な回答が返ってくるか、今後制作を進める上でコミュニケーションはとりにくくないかなどもチェックする。

こちらの記事では、映像制作の費用の内訳や、どのような項目にどのような費用がかかるのか、そして費用を抑えるための効果的な方法について詳しく解説しています。興味のある方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

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動画制作の外注で後悔しないための注意点

動画制作を外注する際は、事前に確認しておくべきポイントを押さえておかないと、「想定外の費用が発生した」「動画を思ったように使えない」といったトラブルにつながることがあります。

契約前の段階で重要なポイントを整理し、認識のズレを防ぐことが大切です。

動画制作の「目的」と「ターゲット」を外注先に共有する

動画制作を成功させるうえで最も重要なのが、「何のために作るのか」「誰に届けたいのか」を明確にすることです。
目的やターゲットが曖昧なままでは、映像制作を前に進めることはできません。

なぜなら、出演者の選定やデザインのテイスト、構成やストーリー展開といったクリエイティブの方向性は、すべて目的から導かれるターゲットによって決まるからです。
たとえば、認知拡大が目的なのか、問い合わせ獲得が目的なのかによって、映像の内容や見せ方は大きく変わります。

そのため、事前に社内で目的とターゲットを整理しておくことが大切です。
もしターゲット設定に不安がある場合は、外注先に相談するのも有効です。経験豊富な制作会社であれば、過去の事例や業界知見をもとに、想定されるターゲット像を提案してくれるはずです。

一方で、的外れな提案しか出てこない場合は注意が必要です。
目的とターゲットの理解が浅いままでは、期待する成果につながりにくいため、依頼先の見極めも重要になります。

修正回数と追加費用のルールを明確にする

トラブルを防ぐためには、修正対応や追加費用の条件をあらかじめ確認しておくことも欠かせません。

多くの映像制作会社では、常識的な範囲であれば柔軟に修正に対応してくれるケースが一般的です。
ただし、極端に価格が安い場合には、修正回数が厳しく制限されていることもあります。
想定よりも修正が多くなった場合に追加費用が発生する可能性もあるため、事前に確認しておくと安心です。

また、追加費用の発生条件は会社ごとに異なります。
内容に納得できるかどうかを判断するためにも、「どのような場合に追加費用がかかるのか」を具体的に質問しておきましょう。

追加費用が発生しやすい例としては、以下のようなケースがあります。

  • 当初の構成から大きく変更する場合
  • 撮影日や撮影場所の追加
  • 出演者やナレーターの追加手配
  • 大幅なデザイン修正やアニメーションの作り直し
  • 納期を大幅に短縮する特急対応
  • 企画決定後の仕様変更

契約前に条件を共有しておくことで、予算オーバーや認識のズレを防ぐことができます。

権利関係(著作権・二次利用)の確認を怠らない

完成した動画の著作権が自社に帰属するのか、それとも制作会社に帰属するのかは非常に重要なポイントです。
利用範囲によっては、別途費用が発生するケースもあるため注意が必要です。

依頼が決定した際には、必ず基本契約書を締結し、内容をしっかり確認しましょう。
自社で契約書のひな型がある場合は、それをベースに調整するのも一つの方法です。

また、タレントを起用している場合は特に注意が必要です。
出演契約には使用期間の制限が設けられていることが多く、期間延長には追加費用が発生するケースがあります。
さらに、競合他社の広告への出演可否(競合制限)によっても契約条件や費用が変わるため、事前に利用範囲や条件を明確にしておくことが重要です。

過去の制作実績と担当者のコミュニケーション力を見る

制作会社を選ぶ際には、過去の制作実績を確認することが重要です。
ただし、実績として掲載されている動画が、必ずしも自社案件でも同じクオリティで再現されるとは限りません。

というのも、映像の質は「会社」だけでなく、「どのクリエイターが担当するか」によって大きく左右されるからです。
気になる制作事例がある場合は、その動画を担当したクリエイターが自社案件も担当するのかを確認してみるとよいでしょう。

さらに、Webサイトに掲載されている実績だけで判断するのも十分とはいえません。
公開可能な事例には限りがあるため、問い合わせ時に他の制作事例も見せてもらうことで、より実力を把握できます。

加えて、営業担当者の対応が良いかどうかも大切ですが、実際に制作を進めるのはプロデューサーディレクターです。
打ち合わせややり取りを通じて、制作チームのコミュニケーション力や理解力も確認しておくことで、スムーズな進行と満足度の高い仕上がりにつながります。

これらのポイントを押さえて外注先を選ぶことで、動画制作の成果を最大化しやすくなります。

よくある疑問(Q&A)

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動画制作の流れやスケジュールについてよくある疑問をまとめました。

ボーダーレスでは、異なる4パターンの映像・動画制作の流れ(基本フロー)を公開しているのでそちらも参考にしてみてください

Q:実写動画とアニメーション動画では、どちらの方が早く作れますか?

A:撮影が無い分、アニメーションの方が比較的早く作れることが多いです。

ただし、アニメーションの内容によっては実写動画より制作期間が長くなることもあります。

Q:動画制作の工程のなかで、依頼者側がやらなければいけないことはありますか?

A:制作会社にお任せの場合、基本的にはチェックのみで大丈夫です。

企画やデザインなど全て制作会社に任せる場合、基本的には制作物のチェックフィードバックを行うのみで進行可能です。
ただし、作りたい動画のイメージがある程度決まっている場合、制作会社側へイメージを共有するために参考資料などを用意する必要があります。
スムーズに進行するための下準備については初めてでも失敗しない!「依頼者側」が準備すべきことリストの見出しを参考にしてください。

Q:動画制作を開始してから納品までのスケジュール(納期)はどれくらいですか?

A:企画・構成を含め、通常2ヶ月~3ヶ月程度のスケジュールで進行することが多いです。

ただし、動画の制作期間はプロジェクトの規模や映像尺、表現方法、撮影の有無などによって大きく変わります。

【具体的な例】

  • パワーポイントのスライドショーの動画化(10分)…約2週間
  • テレビCM(30秒)…約3か月
  • サービス紹介動画(1分)…約2か月
  • Web広告(5分前後)用のモーショングラフィックス動画…約2か月
  • Eラーニング用動画(30分)…約3か月

Q:初めての動画制作外注で、何を準備すればいいですか?

A:最低限準備しておきたいのは、「動画を作る目的」と「届けたいターゲット」です。

まずは、認知拡大なのか、問い合わせ獲得なのか、採用強化なのかといったゴールを明確にしましょう。あわせて、どの層に見てもらいたいのかも整理しておくと、企画提案がスムーズになります。

そのほか、以下の情報があると打ち合わせが具体的に進みやすくなります。

  • 参考にしている動画やイメージに近い事例
  • 掲載予定の媒体(Webサイト、YouTube、SNS、展示会など)
  • 予算感と希望納期
  • 会社案内やサービス資料などの既存資料

とはいえ、すべてが完璧にそろっている必要はありません。方向性が固まっていない段階でも、制作会社に相談しながら整理していくことは可能です。

Q:動画制作の外注費用(相場)はどのくらいですか?

A:動画制作の費用は、内容や規模によって大きく変わります。

たとえば、撮影を伴わないシンプルな編集中心の動画であれば比較的抑えられますが、ロケ撮影やキャスティング、アニメーション制作などが加わると費用は上がります。尺の長さや修正回数、納期の短さも価格に影響します。

一般的には、数十万円規模から、本格的なプロモーション動画では数百万円規模になることもあります。

重要なのは「いくらかかるか」だけでなく、「その費用で何が含まれているのか」を確認することです。企画構成、撮影、編集、ナレーション、BGM、修正対応など、どこまでが見積もりに含まれているのかを明確にしておきましょう。

Q:外注先からの納品後、修正や動画データの二次利用は可能ですか?

A:納品後の修正対応やデータの二次利用については、契約内容によって異なります。

軽微な修正であれば納品後一定期間内に対応してもらえる場合もありますが、大幅な変更は追加費用が発生することが一般的です。納品後の対応範囲については、事前に確認しておくと安心です。

また、動画データの二次利用についても注意が必要です。Webサイト用として制作した動画を広告配信に使用したい場合など、利用範囲が変わると追加費用が発生するケースがあります。出演者やナレーター、BGMの使用許諾範囲によっても条件が異なるため、あらかじめ「どの媒体で、どの期間使用できるのか」を確認しておきましょう。

トラブルを防ぐためにも、修正対応と利用範囲については契約前に具体的に取り決めておくことが大切です。

Q:スケジュールがタイトな場合はどうしたらいいですか?

A:柔軟に対応できることもあるため、制作会社へ相談ください。

納期までのスケジュールがタイトな場合、柔軟に対応してもらえることもあるため、まずは制作会社の担当者へ相談してみましょう。

また、短縮できる可能性のある工程として、「お客さまが制作物をチェックする時間」があります。例えば、企画構成をお客さま自身で行うことで、その分の時間と予算をカット(または縮小)することができます。

ボーダーレスでは、できる限りお客さまのご希望に沿ったスケジュールで進行できるよう最善を尽くしております。ぜひお気軽にご相談ください。

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https://www.borderless-tokyo.co.jp/strength/

執筆・監修情報

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【執筆】

ボーダレス編集部 株式会社ボーダレスが運営する、動画制作・映像制作の専門メディア。最新の動画マーケティングトレンドや、効率的な制作フローなど、クライアントの課題解決に役立つ情報を発信しています。

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【監修】

取締役 / クリエイティブマネージャー
佐藤 諒

大学在学中に心理学を学び、卒業後は介護職へ就く。2017年にボーダーレスへ入社し、プロダクションマネージャー、ディレクター、クリエイティブチームリーダーを経て、2024年3月に取締役に就任。現在はクリエイティブマネージャーと取締役を兼任で務める。

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