伝わる会社紹介動画13選!視聴者に響かせるコツ・最新トレンド・費用相場も解説
2026.09.24
会社紹介動画とは、自社の魅力や商品・サービスの特徴などを視聴者に『わかりやすく』『印象的に』紹介する映像コンテンツです。
「求人への応募を増やしたい」「会社への信頼感を高めたい」「商品・サービスを多くの人に知ってほしい」。こうした経営課題の解消に会社紹介動画は貢献してくれます。
この記事では、動画制作をご検討中の中小企業の経営者や企業の広報・マーケティング担当者に向けて、企業が制作した会社紹介動画を13例紹介します。動画がターゲットに伝わる理由や自社で真似できるポイントもまとめました。
その他のテーマ
- 会社紹介動画を制作するメリット
- 動画制作を成功させるコツ
- 会社紹介動画の費用相場
記事監修者は、映像・動画制作を専門に扱う株式会社ボーダーレスです。ぜひ最後までご覧ください。
1. 会社紹介動画の概要と目的

会社紹介動画は、動画のメリットをいかして、企業理念や事業内容、サービスや社風などを発信する広報資料です。
その目的は、自社の広報活動を成功に導くことにあります。企業価値や自社らしさといった抽象的な概念を、映像や音声で具体的に表現することで、自社への信頼や共感の獲得を目指すのです。
映像で伝えられること
- 会社で働いている“人”の表情
- 職場の雰囲気
- 製品やサービスの仕組み
- 商品の魅力
- 企業文化など
自社の魅力を表現できる会社紹介動画は、オンライン・オフラインを問わずさまざまな媒体で活用されています。
【会社紹介動画の活用先】
- コーポレートサイト
- SNS(TikTokやInstagramなど)
- YouTube
- 採用サイト
- コーポレートサイト
- 採用説明会
- 営業資料
2. 2026年版|会社紹介動画の最新トレンド

企業や商品をより多くの人に知ってもらいたいときは、最新トレンドを活用してみましょう。最新トレンドを盛り込んだ動画は、ユーザーの注目を集めやすく視聴数の増加につながります。
ここでは、会社紹介動画の最新トレンドとして「ストーリー・ドキュメンタリー動画」「3DCG・モーショングラフィックス」「縦型ショート」「AI動画」を紹介します。
ストーリー・ドキュメンタリー動画
ストーリー・ドキュメンタリー動画は、経営者や社員の想い、企業文化などを実際の映像で視聴者に伝える動画形式です。
現実を軸に情報を発信することで、「なぜ会社を興したのか(企業理念)」「入社して現在の気持ち(社員の感想)」といった抽象的な情報をわかりやすく表現できます。
ストーリー・ドキュメンタリー動画は、求職者の共感や入社後のミスマッチ防止を目的として、数多くの“採用動画”に取り入れられている動画スタイルです。
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3DCG・モーショングラフィックスの活用
3DCGとは、コンピューターを使って描かれる3次元の映像を指します。モーショングラフィックスは、静止映像に動きや音をくわえた映像表現です。
3DCGとモーショングラフィックスのメリット
| 3DCG | 実写では難しい映像表現が可能(建物の内部を透過させる、物体を回転させるなど) |
|---|---|
| モーショングラフィックス | 「サービスの仕組み」や「利用の流れ」を、映像と動きでわかりやすく伝える |
3DCG・モーショングラフィックスは、どちらも複雑化・高度化したサービスをわかりやすく表現できます。
企業の技術力や先進性も効果的に伝えられるため、製造業やIT企業の会社紹介動画に活用されています。
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縦型ショート動画への展開
縦型ショート動画は、「スマホを縦に持つとフルスクリーン表示される」短尺の動画です。主にInstagramリールやTikTok、YouTubeショートで制作・配信されています。
縦型ショート動画のメリットは、スマートフォンやSNSを利用するユーザーに向けて、自社の設備や技術力などを「短時間で」「印象的に」伝えられる点です。
仕事や就職活動などで忙しいユーザーも視聴しやすいため、商品の認知拡大や好感獲得に役立ちます。短時間で興味をひく構成や字幕を活用した編集によって、深い印象も残せます。
縦型ショート動画の作り方に興味のある方は、以下の記事もご覧ください。
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AIを活用した動画制作
近年注目されているのが、AIを使った動画制作です。
AIは動画生成だけでなく、企画のアイデア出しや絵コンテの作成に活用できます。さらに、字幕の生成や翻訳、編集補助にも導入可能です。AIを上手に活用することで、初期コストの削減や制作期間の短縮を実現できるでしょう。
一方で、動画制作者には「AIが出力した表現をチェックする能力」や「企業らしさを引き出す制作ノウハウ」が求められています。まだ、動画制作のすべてをAIに任せることはできないのです。
AIを使った動画制作について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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3. 企業が制作した会社紹介動画13選

企業が制作した会社紹介動画を、「ブランディング」「採用活動」などの5つの目的別に紹介します。
ブランディング
- ① 住友商事のブランドコンセプトムービー
- ② デンソーのブランドステートメントムービー
- ③ radiko 15周年ブランドムービー「あの頃と今」フルVer.
採用活動
- ④ 博報堂の新卒採用ムービー2026
- ⑤ ソニーグループの採用ムービー
- ⑥ エプソン販売の新卒採用動画
営業・販売促進
- ⑦ ovice(オヴィス)のサービス紹介動画
- ⑧ KDDIアジャイル開発センターのサービス紹介(Short Version)
- ⑨ TMJ CXのサービス紹介
工場設備や技術力の紹介
- ⑩ 生まれ変わる複合機Refreshedシリーズ【キヤノン公式】
- ⑪ トヨタのクルマができるまでエピソード01:わたしのクルマはどうやってできる?
実写で表現困難な製品の仕組み・サービス内容の紹介
- ⑫ 「シナぷしゅ」のブランドムービー「自由に ミライへ 向かおう」
- ⑬ 森ビルのブランドムービー|DESIGNING TOKYO
それぞれの動画がターゲットに伝わる理由、真似できるポイントなどをチェックしてみましょう。ぜひ自社の業種や職種などと照らし合わせてご覧ください。
ブランディング向けの会社紹介動画
企業イメージの向上を目的として、企業理念やブランドの世界観、企業が大切にしている価値観を伝える動画です。創業背景や社員の想いなどを、ストーリーと映像表現によって印象的に発信します。
事例①住友商事のブランドコンセプトムービー

国内大手の総合商社である住友商事のブランドムービーです。
●視聴者に“伝わる”理由
- 「人」に焦点を当てたストーリー
↓
住友商事とステークホルダーとの絆を映像と音声で表現しています。企業規模ではなく、社会との関わりを伝えることで、見る人の信頼や共感につなげています。 - 落ち着いたトーンと質の高い映像
↓
築き上げてきた信頼感を、落ち着いた映像によって演出しています。長い歴史や実績に裏打ちされた「安心感」や「信頼性」を表現したいときは、派手な演出は必須ではありません。
●真似できるポイント
- 「What(何を)」ではなく「Why(なぜ)」を伝える
自社の事業内容を羅列するよりも、「なぜその事業を行うのか」「どんな未来を創造したいのか」を中心に据えると、見る人の共感や信頼を獲得しやすくなります。
事例②デンソーのブランドステートメントムービー

国内大手の自動車部品メーカーであるDENSO(デンソー)のブランドムービーです。
●視聴者に“伝わる”理由
- 課題提起で視聴者に“自分ごと化”させている
↓
動画冒頭で、「この世界はまだ、できてないことだらけだ」と課題提起をしています。未解決の課題を紹介すると、視聴者は“社会の話=自分の未来の話”として、動画の続きに興味をひきつけられます。 - 企業の価値をストーリー形式で紹介
↓
デンソーは、先進的な自動車技術やシステムを国際的に提供している企業です。そんなデンソーの企業理念やビジョンが、この動画ではストーリー形式で語られています。技術の価値を“社会の前進”として紹介することで、企業の信頼感を演出する構成です。
●真似できるポイント
- キーフレーズを反復する。尺の短さを武器にする
たとえ短尺動画でも、同じフレーズを繰り返すと、視聴者の印象に残りやすくなります。短尺動画でブランディングを進める有効な方法です。 - ラストに“私たちは何者なのか”を一文で言い切る
「実現力のプロフェッショナル集団」のように、職種や事業の羅列ではなく“存在定義”で締めると、視聴者に深い余韻を残せます。
事例③radiko 15周年ブランドムービー「あの頃と今」フルVer.

radiko(ラジコ)は、スマホやパソコンなどでラジオ番組を楽しめるサービスです。2026年には、誕生15周年を記念したブランドムービーがYouTubeで配信開始されました。
●視聴者に“伝わる”理由
- 今と昔、若者とミドル世代のリスナーに響く動画構成
↓
この動画では、「(ラジオは)もっと自由になった」とその進化を認めつつ、ラジオが持つ本質的な価値は変わらないと主張しています。変化と不変を描くことで、新旧のリスナー両方にradikoの存在意義を伝えているのです。 - ノスタルジア(郷愁)の効果的な活用
↓
radikoの15年の歴史を“個人の思い出”と共に紹介しています。この動画を観たリスナーは、きっと「あの頃」と「今」を思い出し、懐かしさを感じるでしょう。見る人に過去と今を想起させて深い印象を残す動画です。
●真似できるポイント
- 「変わったこと」と「変わらないこと」を語る
サービスの進化(新機能・拡張)だけを伝えるのではなく、創業時から変わらない価値観と事業の本質をセットで語りましょう。こうすることで、既存ユーザーへの敬意と新規ユーザーへの安心感を同時に伝えられます。 - サービスを“機能”ではなく“体験の場所”として定義する
サービスによってお客さんが得られる体験や恩恵を“ベネフィット”と呼びます。ベネフィットは購買意欲を高める有効な情報です。
会社紹介動画でも、自社のサービスを体験の場所として定義すると、より多くの人の記憶や感情に刺さります。自社の魅力を抽象的な話で終わらせないことがポイントです。
採用活動向けの会社紹介動画
求職者に向けて、仕事内容や社風、社員の雰囲気を発信する動画です。
社員インタビューや1日の仕事風景などを紹介して、求職者に“自社で働くイメージ”を持ってもらいます。「採用ミスマッチの防止」や「応募意欲の向上」を目的に制作される会社紹介動画です。
事例④博報堂の新卒採用ムービー2026

大手総合広告代理店の博報堂が制作した新卒者向けの採用動画です。
●視聴者に“伝わる”理由
- 冒頭から広告業界の厳しさを正直に認めるメッセージを発信
↓
動画冒頭で、「世の中を動かすのは簡単なことじゃない」「人の心を動かすのは簡単なことじゃない」と繰り返し伝えています。仕事の本質と覚悟を新卒者に印象づけて、“本気で挑む人に来てほしい”というメッセージをターゲットに届けています。 - 同じ動詞を3回繰り返す“三段反復”で熱量を表現
↓
「考えて考えて考えてひねり出す」「汗かいて汗かいて汗かいて」「細部まで限界までこだわり泣いて形にしよう」と、同じ動詞を繰り返すことで、妥協を許さない“博報堂の執念や熱量”を視覚的・聴覚的に視聴者に伝えています。
●真似できるポイント
- “三段反復”の活用
「考えて考えて考えて」「汗かいて汗かいて汗かいて」のように同じ行動や動詞を繰り返すと、企業が伝えたい想いがリズミカルに視聴者に伝わります。 - 「準備はいいか?」という問いかけで締める
視聴者(応募者)への問いかけは、“次の一歩を踏み出すきっかけ”として機能します。動画の最後に、アクションを促す一言を置いて動画の訴求力を高めましょう。
事例⑤ソニーグループの採用ムービー

エンターテイメント・テクノロジー&サービスを世界規模で展開しているソニーグループの採用向け動画です。
●視聴者に“伝わる”理由
- 個人の力を最大限に肯定したメッセージを発信
↓
「どんな感動も最初は1人の思いから生まれる」という一文に、「組織の力」ではなく「個人の思い」を起点に置くソニーグループの姿勢、応募者一人ひとりの可能性を尊重する想いが表れています。 - 協業のイメージをポジティブに描く
↓
協業を、「協力する」「連携する」ではなく「愉快に響き合う」とユニークに表現しています。ソニーグループで働くと、“仕事の楽しさ”や“人と人の化学反応”を体験できるというイメージを、求職者に印象づけています。
●真似できるポイント
- 「会社の規模」より「個人の可能性」を強調する
「組織力」は企業の魅力の1つですが、採用ムービーでは、あえて「個人の可能性」に焦点を当てる方が効果的です。求職者一人ひとりの想いに目を向けて、応募者の主体性を引き出しましょう。 - 最後の一文は「あなた」にする
動画の最後に視聴者に送るメッセージでは、応募者を主語にすることが大切です。「私たちは〇〇です」ではなく、「あなたは〇〇です」と呼びかけることで、視聴後のアクション(応募)につながりやすくなります。
事例⑥エプソン販売の新卒採用動画

エプソン販売株式会社の新卒向け採用動画です。
●視聴者に“伝わる”理由
- エプソン社員が「自分の言葉」で仕事を語る
↓
社員のインタビュー動画には、台本を読んでいるような不自然な空気がありません。自然な言い回しや間がそのまま収録することで、一人ひとりの人間味がターゲット伝わります。こうした動画は、視聴者にリアリティと親近感をあたえます。 - ユニークな質問で社員の個性や価値観を引き出している
↓
「自分を何に例えるか」というユニークな質問で社員の個性・価値観を引き出しています。機能説明ではなく、社員の人柄でターゲットの共感を獲得する工夫です。
●真似できるポイント
- 「台本を読ませる」より「自然な対話で社員の言葉を引き出す」
採用動画では、本人が自分の言葉で語る方が信頼性を獲得します。多少の言い間違いや“間”も動画のリアリティを高めます。 - 個人の「夢」や「目標」を具体的な市場や製品レベルで語る
会社紹介動画の出演者(社員)には、「すべての図書館を製品で埋める」といった具体的な目標を話してもらいましょう。
「社会貢献したい」といった曖昧な目標を発信するよりも、応募者が入社後のキャリアパスをリアルにイメージできるようになり応募数の増加につながります。
営業・販促を目的とした会社紹介動画
営業・販促を目的とした会社紹介動画は、営業資料やWebサイト、展示会などの幅広い場面で活用できます。
商品やサービスの特徴、導入メリットを伝えることで、問い合わせや注文といった成果につなげていきます。最近は、映像やアニメーションで複雑なサービス内容を短時間でわかりやすく伝える動画が増えてきました。
事例⑦ovice(オヴィス)サービス紹介動画

バーチャル空間オフィス「ovice」のサービス内容を紹介する動画です。
●視聴者に“伝わる”理由
- 共感しやすい課題の提起
↓
動画の冒頭で、リモートワークやオンラインコミュニケーションの「あるある」な悩みを提示しています。「自分に関係がある内容かも?」と視聴者の興味をひき出すことで、続きを視聴させる構成です。 - “空気で学ぶ”体験を言語化
↓
現実のオフィスでは、先輩社員の会話から、新入社員が業務のコツを学ぶことが少なくありません。この動画では、「場の空気感や偶発的な学びも、oviceなら再現できる」と具体的なユースケースで示しています。
●真似できるポイント
- 「視聴者が共感できる課題」から始める
動画の冒頭で、「こんな経験ありませんか?」と問いかけたり「視聴者の共感できる課題」を提示したりする方法が効果的です。相手の興味を引きつけてから本題に入ることで、動画の続きを視聴してもらいやすくなります。 - 「その機能でどんな価値が生まれるか」までセットで伝える
サービスを伝える際は、名称だけでなく機能の価値まで伝えるべきです。名称と機能をセットで伝えることで、ターゲットの記憶に深く残るでしょう。
ovice(オヴィス)サービス紹介動画の動画構成
1. 「肩ポン機能」という名称を紹介
2. 肩ポン機能によって、「声かけに躊躇しなくなる」という心理的効果が生まれることを提示
↓
1と2を伝えることで、企業担当者はサービスの導入メリットまでイメージできるようになり印象に残る
事例⑧KDDIアジャイル開発センターのサービス紹介動画(Short Version)

KDDIアジャイル開発センター株式会社は、再生時間4分弱のサービス紹介動画を配信しています。今回掲載するのはショートバージョンです。
●視聴者に“伝わる”理由
- アジャイル開発の本質を一言で表現
↓
「変化に適応し続けるDX」というフレーズで、アジャイル開発の価値を直感的に伝えています。
↓
プロジェクトのどのフェーズからでも柔軟に支援できることを示すことで、「今さら相談しても遅いのでは?」という企業側の躊躇を取り除いています。
●真似できるポイント
- サービスの大切なポイントをシンプルに伝える
サービス紹介動画では、顧客にとって価値ある情報をシンプルに伝えましょう。機能を列挙するよりも、顧客のメリットを端的に伝えた方が相手の記憶に残るからです。自社サービスの特徴は2つから3つに絞って伝えてみてください。 - 抽象的な業界用語に意味づけをくわえる
抽象的な用語は、自社の言葉に置き換えましょう。この動画では、「DX」という抽象的な言葉に「変化に適応し続ける」という具体的な意味づけをすることで、自社サービスの独自性を伝えています。
事例⑨TMJ CXのサービス

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスやコンサルティングサービスを提供する株式会社TMJのサービス紹介動画です。
●視聴者に“伝わる”理由
- コンタクトセンターの失敗シナリオを冒頭で紹介
↓
「お客様をたらい回しにする」「解決まで導けない」という“あるある”な失敗を紹介することで、視聴者に「自社も同じではないか?」と自己診断を促しています。ユーザーの問題意識を喚起して、自分ごと化させる構成です。
●真似できるポイント
- 現状の課題を批判的に言語化する
コンタクトセンターが選択しがちな行動について、「場当たり的」「つぎはぎ的」といった批判的な言葉を並べています。これは、「このままではダメだ」という危機感を視聴者にあたえることで解決策へのニーズを高める方法です。 - 小さなアクションの提案
動画の最後に「まずは顧客接点の現状把握から」と具体的な行動を促しています。取り組みやすい選択肢を提案することで、問い合わせへのハードルを下げているのです。一方で、株式会社TMJが課題解決に役立つ企業であることも伝えています。
工場設備・技術力を紹介する会社紹介動画
自社の工場設備や製造工程、技術力などを紹介する動画です。
製品の製造現場を映像にすることで、自社の強みや品質へのこだわりを伝えられます。BtoB企業の信頼獲得や採用活動に貢献してくれる動画形式です。
事例⑩生まれ変わる複合機「Refreshed」シリーズ【キヤノン公式】

キヤノンが製造・販売している「Refreshed(リフレッシュド)」シリーズは、新製品ではありません。キヤノン独自の技術でリサイクルされたオフィス向け複合機です。この動画では、「回収→分解→清掃→組み立て→検査→梱包」の各工程が、映像と共に紹介されていきます。
●視聴者に“伝わる”理由
- 企業が掲げるビジョンを提示
↓
キヤノンが掲げる環境ビジョン「Action for Green」が紹介されたあとに、「Refreshed」シリーズの再生産過程が映像で流れます。
キヤノンのビジョンを冒頭で提示することで、単なる製品紹介ではなく「企業の使命」を視聴者に伝えています。 - 自社製品が「どのように生まれ変わるのか」を時系列で紹介↓リユースやリサイクルを行う再生産施設『エコテクノパーク』の作業内容を、工場見学のように紹介しています。視聴者に「丁寧に再生されている」という安心感と納得感をあたえる構成です。
●真似できるポイント
- 冒頭と終盤で同じテーマを掲げる
「企業のビジョンやミッション」を最初と最後に提示すると、製品にかける企業の想いが視聴者に伝わります。同じテーマを繰り返すと、メッセージ性にすぐれた会社紹介動画となります。 - 実際の映像をふんだんに使う
自社の工場や施設設備などの映像は、積極的に使うべきです。スタジオ撮影ではなく、実際の生産現場の映像を使うことで、動画のリアリティと信頼感が増します。
事例⑪トヨタのクルマができるまで エピソード01:わたしのクルマはどうやってできる?

トヨタ自動車株式会社の公式アカウントで配信されている会社紹介動画です。トヨタの自動車が製造される工程が、約5分の映像の中で紹介されていきます。
●視聴者に“伝わる”理由
- 「モノづくりの中心にあるのは『人』」というメッセージ
↓
映像で紹介される自動車の生産工程の中で、機械やロボットだけでなく、働く人の想いや工夫が強調されています。最終的なチェックを人が行っていることを示すことで、顧客に信頼感をあたえています。
●真似できるポイント
- 「視聴者の素朴な疑問」をそのままタイトルに
「わたしのクルマはどうやってできる?」のように、誰もが一度は感じる疑問をタイトルにするとクリック率アップに効果的です。 - 自社独自の仕組みや哲学を紹介する
トヨタであれば「かんばん方式」や「ジャストインタイム」のように、他社にはない自社の強みや思想を工程紹介の中に織り込むと、他社との差別化につながります。独自性をアピールしたいときにおすすめです。
アニメーション・3DCGを活用した会社紹介動画
製品の仕組みやサービス内容を、テキストや写真だけで表現するのは簡単なことではありません。
アニメーションや3DCGを活用すると、複雑な情報を視覚で表現できるため、専門知識がない人も理解しやすくなります。
アニメーションや3DCGは、企業の技術力や先進性を伝える表現方法として、幅広い業界で活用されている映像表現です。
事例⑫「シナぷしゅ」ブランドムービー「自由に ミライへ 向かおう」

「シナぷしゅ」は、乳幼児向け番組です。人の脳内に存在する「シナプス」が語源となっています。この動画では「シナぷしゅ」のポリシーが1分半の映像で紹介しています。
●視聴者に“伝わる”理由
- 「ルールはありません。作らないようにしています」
↓「赤ちゃん向けコンテンツ」の枠組みを外す、という強い意志が最初に打ち出されています。従来の動画コンテンツに慣れた視聴者の興味を一気に引きつける構成です。 - 視聴者へのメッセージ
↓
「シナぷしゅ」は乳幼児向けの映像コンテンツですが、動画の後半で「すべての人にとってより良い世界を目指す」という夢を語っています。赤ちゃん向けコンテンツの枠を超えた社会的なビジョンを視聴者に伝えています。
●真似できるポイント
- ターゲット(顧客)に信頼感をあたえる
企業が、ターゲットが大切にしている人やものを尊重する姿勢を示すと、ターゲットの信頼感や共感の獲得につながります。この動画では、赤ちゃんの個性を尊重する姿勢を示すことで、保護者に「あなたの子どもの個性を尊重します」と伝え信頼や共感につなげています。 - 具体的な夢やビジョンを語る
「映画館で映画を楽しんでほしい」のように、具体的な未来の姿を伝えると、自社の想いが視聴者に伝わりやすくなります。
事例⑬森ビルのブランドムービー|DESIGNING TOKYO」

森ビル株式会社のブランドムービーです。六本木ヒルズなどの複合商業施設が3DCGで描かれています。東京の開発プロジェクトに携わってきた森ビルの想いが表現されているブランドムービーです。
●視聴者に“伝わる”理由
- 不動産開発や建築事業を“未来そのものを形作る仕事”と定義
↓
『都市を作る。それは未来を作ることだ』と事業の本質を定義しています。開発事業と未来創造というテーマに昇華することで、企業の存在意義を視聴者に効果的に伝えています。 - 壮大なテーマを映像と音楽で表現
↓
余計な説明を削ぎ落し、映像・音楽と詩的なメッセージだけ残すことで、見るたびに発見があるブランドムービーに仕上げています。視聴者が新たに発見するための“余白”を残した動画です。
●真似できるポイント
- 自社の事業を「何を実現しているか」で定義する
ブランドの価値を高める方法です。「都市を作る=未来を作る」というように、一般的な事業内容に自社独自の価値をあたえると企業イメージの向上につながります。 - 哲学的なフレーズを入れる
「あるべき姿を問う」といった哲学的なフレーズを入れると、ブランドに思想や深みを持たせることができます。
4. 会社紹介動画を制作する3つのメリット

会社紹介動画は、会社の規模や業種・業界を問わず活用できる広報資料です。ここからは、会社紹介動画を制作するメリットを3つ紹介します。
自社の魅力を伝えられる
会社紹介動画を制作すると、自社の魅力をターゲットにわかりやすく発信できます。
文章や写真だけでは伝わりにくい情報も、映像や音声ならありのまま伝えられます。紙資料を読むのが苦手な方や時間のない方にも、企業への理解や印象を深めてもらえるのです。
仮に採用向け動画を制作する場合、仕事内容はもちろん、社員の表情や現場の雰囲気などを求職者に伝えられます。社員や経営者の想いをストーリー・インタビュー動画で表現して、自社のブランド力を高める方法もよいでしょう。
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営業・採用などに幅広く活用できる
会社紹介動画は、企業の各部署が抱える課題の解決に役立ちます。
たとえば、事業内容やサービスの特徴を伝える動画を制作すると、顧客の理解を促し商談の成功率を高めます。
採用活動を成功に導きたいときは、仕事内容や社員の雰囲気を伝えた動画がおすすめです。応募者が「入社後のイメージ」を描きやすくなり、求人への応募やミスマッチの防止につながります。
会社紹介動画は、動画の構成をターゲットに合わせることで、企業活動に幅広く活用できる動画施策です。
【会社紹介動画の活用シーン一覧】
| 活用シーン | 主な目的 | 動画で伝える内容 |
|---|---|---|
| 営業活動 | 商談時の理解促進・提案力の向上 | 事業内容、サービスの特徴、導入メリット |
| 採用活動 | 応募者の興味喚起・ミスマッチ防止 | 社員紹介、仕事内容、社風、働く環境 |
| 展示会・イベント | 来場者への認知拡大 | 企業概要、製品・サービス紹介、強み |
| Webサイト | 問い合わせ・企業理解の促進 | 会社理念、事業内容、実績 |
| SNS・YouTube | 認知拡大・接点づくり | 社員の日常、企業文化、短尺コンテンツ |
企業ブランディングにつながる
会社紹介動画は、「何をしている会社か」ではなく、「なぜその事業に取り組んでいるのか」を表現します。
企業理念や創業背景、社員の想いなどを映像化することで、価格や機能以外に“自社が選ばれる理由=ブランド力”を伝えられるのです。
企業理念やビジョンは、すべての企業の原動力といえます。こうした概念をわかりやすく表現した動画は、長期的に活用できるコンテンツとして、企業イメージの形成や認知拡大に貢献してくれます。
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5. 伝わる会社紹介動画を制作するコツ

会社紹介動画は、おおまかに「企画・構成→撮影→編集」の流れで制作されます。ターゲットに伝わる会社紹介動画を制作するために、「企画・構成」の大切なポイントと動画制作後の活用方法を紹介します。
目的とターゲットを明確にする
動画の目的(ゴール)とターゲットを明らかにすると、適切な動画構成やターゲットに響く演出を見極めやすくなります。
たとえば、採用活動を成功に導きたいときは、「応募数の増加」「ミスマッチを減らす」「若手人材を集めたい」などの目的が考えられます。
ターゲットは求職者となりますが、求めるスキルや年齢、経験や価値観、職歴などの細かい情報まで深掘りすると、自社の求める人材が浮かび上がってくるはずです。
こうした情報を明確にしてから動画制作をスタートさせると、ターゲットに伝わり成果につながる会社紹介動画になります。
自社の強みが伝わる構成にする
動画構成は、「何を・どの順番で伝えるか」を決める作業です。自社の強みが伝わる構成で、求職者の共感や顧客の信頼を獲得しましょう。
社員インタビューや実際の業務風景、製品・サービスの紹介などを組み合わせると企業の魅力がターゲットに伝わります。
会社紹介情報を並べただけの動画では、ターゲットの印象に残らないかもしれません。視聴者に、「この企業ならではの価値」を理解させるストーリーを設計しましょう。
公開後を見据えて制作する
会社紹介動画は、制作して終わりではありません。
1本の動画を、Webサイトや営業資料、採用活動やSNSなどで継続的に活用することで、動画の“費用対効果”を高められます。長尺動画から短尺版を制作するなど、複数の用途で利用できる設計もおすすめです。
公開後を見据えた制作のポイント
- 動画の長さやサイズ、構成は掲載する媒体に合わせて、事前に検討しておく
- 複数の用途で利用できる設計をしてから作業を開始する
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6. 会社紹介動画の制作費用相場

会社紹介動画の制作費用の目安と費用が変動する要素を紹介します。動画制作を検討している企業担当者は、ぜひチェックしてみてください。
制作費用の目安
一般的な会社紹介動画の制作費用は、30万円〜200万円程です。制作費用は、動画の目的や内容、撮影・編集方法によって大きく変動します。
| 比較的低コストで制作できる | 撮影作業のないアニメーション動画、構成がシンプルな動画 |
|---|---|
| 数百万円規模になりやすい | 撮影が複数日程におよぶドキュメンタリー動画、3DCGなどを活用した動画 |
制作費用を3つの価格帯に分けて確認しましょう。
| 制作費用の目安 | 制作例 |
|---|---|
| 30万円〜80万円 | 撮影や編集の工数を抑えたシンプルな動画、短尺の動画、既存素材を活用した動画 |
| 80万円〜200万円 | 撮影・インタビュー・編集を網羅した動画(一般的な会社紹介動画) |
| 200万円以上 | 複数ロケが必要なドキュメンタリー動画、3DCGやモーションなどを活用した動画 |
制作費用が変動する要素
会社紹介動画の費用が変動するのは、撮影の規模や編集・演出方法が異なるからです。
たとえば「撮影」では、
- スタッフ人数
- 撮影日数
- ロケーションの数
- 出演者の有無など
によって総額費用が変わります。
編集や演出では、「アニメーション」「3DCG」「モーショングラフィックス」などの高度な表現を取り入れると制作工数が増えて費用が高くなります。
以下も制作費用に影響をあたえる要素です。
- ナレーション収録
- 多言語対応
- BGM・音響制作など
制作費用が変動する要素と具体例を確認しておきましょう。
| 費用が変動する要素 | 費用への影響 |
|---|---|
| 撮影日数・場所 | ロケ地が増える、撮影期間が延びると費用は高くなる |
| 出演者・ナレーター | 外部に依頼した際にキャスティングや収録費用が発生する |
| CG・アニメーション | 表現を複雑にすると制作工数が増えて費用が高くなる |
| 動画の長さ | 動画が長いと、編集作業や素材量が増えて費用が高くなる |
| 修正回数 | 追加編集の有無によって変動する |
費用を抑えるポイント
- ① 動画の目的達成に必要な要素を整理する
- ② 動画を活用するシーンを明確にする
- ③ ①と②に合わせて企画や撮影方法などを決めていく
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7. 会社紹介動画でよくある質問

動画制作をご検討中の企業担当者が抱きやすい疑問・質問をまとめました。それぞれ確認して会社紹介動画に関する疑問を解消しましょう。
会社紹介動画の長さはどれくらいですか?
会社紹介動画の適当な長さは、目的や掲載場所によって異なりますが、おすすめは3〜5分です。
たとえば、Webサイトなどで企業の魅力を短時間で伝えるときは1〜3分程度の長さをおすすめします。採用や営業用途では内容を詳しく紹介する必要があるため、5分前後が適切です。SNS用の動画なら、数十秒~1分程の短尺動画で視聴者の離脱を防ぐとよいでしょう。
制作期間はどれくらいですか?
一般的な会社紹介動画の制作期間は、1〜3か月程度です。
動画制作には「企画、構成作成、撮影、編集、修正」などの工程があり、動画の内容や撮影規模によって制作期間が変動します。
短期間で完成させたいときは、「撮影日数を抑える」「既存素材を活用する」などの方法が有効です。高度な編集作業や数日間の撮影作業が必要な場合、完成までの期間は延びる傾向にあります。
制作費用はどれくらいですか?
会社紹介動画の制作費用の目安は、30万円〜200万円です。撮影日数や編集作業の内容、動画のスタイルなどによって制作費用は変動します。目的や予算に合わせて動画の内容を検討してみましょう。
会社紹介動画と採用動画は兼用できますか?
会社紹介動画と採用動画は、構成を調整することで兼用できます。
仮に、企業理念や事業内容を紹介する「会社紹介動画」を1本制作したとしましょう。この動画に、リクルート向けのメッセージや社員インタビュー、職場環境の映像などを追加すると求職者向けの採用動画になります。
制作した動画を有効活用したいときは、ターゲットに合わせたメッセージを追加してみてください。
動画制作をご検討中の方へ
株式会社ボーダーレスでは、企業やサービスが持つ本来の魅力・強みを、わかりやすく伝える映像制作を提供しています。
企画力・表現力・実行力を掛け合わせ、目的に沿った最適な映像表現をご提案します。
広告・プロモーション・採用・ブランディングなど、幅広い用途や発信媒体に対応可能です。
ヒアリングから企画立案、撮影・編集、活用提案まで一貫してサポートし、成果につながる映像制作を行っています。
ボーダーレスの強みや制作へのこだわりについては、ぜひ以下のページをご覧ください。
https://www.borderless-tokyo.co.jp/strength/







